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エンジン載せ替えの費用はいくらが妥当?修理すべきか悩んでいます。

更新日

2020年10月15日

最近になり、車のエンジンを付けると白煙があがるようになりました。
運転中もずっとエンジンからカラカラと音がしているし、なんだか坂道の加速も鈍い感じがして…。

「まずいかな?」と思ってディーラーさんに見てもらったところ、なんとエンジン載せ替えが必要とのこと。

載せ替えにかかる費用は、50万円と言われましたが妥当なんでしょうか?
また、この場合、長い目で考えたら買い替えたほうがおトクなんですかね?

ちなみに、車種はホンダ・フィットです。
新車から11年経過していて、走行距離はあと少しで10万キロに達するところです。

エンジンの載せ替え費用相場は、50万〜80万ほど。車を買い替えたほうがおトクなケースも。

エンジン載せ替え費用は意外と高い
廃車の窓口の村上がお答えします。
どうやら、質問者様の車はエンジンブローを起こしてしまったようですね。

エンジンブローとは、エンジンが故障して走行不能になるようなダメージを負うこと。
以下のような症状が見られたら、エンジンブローの前兆と言えますので注意が必要です。

  • エンジンを付けたときに、オイルの匂いがする白煙が出る
  • エンジンから「カタカタ」「キュルキュル」と異音がする
  • アクセルペダルを踏み込んでも、加速が鈍い
  • オイルの減りが異常に早い
  • エンジンからオイルが漏れている

「エンジンの載せ替え」は車の修理の中でも1番大掛かり!
はじめて聞くと「そんなに高いの!?」とびっくりするかもしれませんが、質問者様が出された見積もりは妥当と言えます。

今回は、そんなエンジン載せ替えの費用をはじめ、以下のような細かい疑問にお答えしていきますね。
  • エンジン載せ替えの細かい費用は?
  • 費用を抑えるためには?
  • エンジン載せ替えのリスクは?(車の買い替えとどっちがおトク?)

エンジン載せ替えに50万円以上のお金を払うのは、金銭的な負担がかなり大きいですよね。
そのため載せ替えるよりも廃車にして新しく乗り換えた方が、長期的に見てお得なんです!

「廃車の窓口」なら走れない故障車でも買取OKですので、車を手放そうか考えていた方は一度査定額をチェックしてもいいですね◎

エンジン載せ替えの細かい費用は?保険は使える?

エンジンの載せ替えの詳細な費用は次の通りです。

国産車
エンジン本体費用 30〜40万円
作業工賃 10〜20万円
合計 50〜60万円

くわしく言えば、費用は車の形状・仕様によって上下します。
ただし、50万円以上はかかると見るのが妥当でしょう。

またこれらは、国産車今乗っている車のエンジンと同型のものを載せ替えた場合の費用です。

外車でパーツが取り寄せになったり、同型のエンジンパーツがなかったりすると、さらにコストがかかります。
その場合は、工賃だけでも3倍になるため、全体で100万円以上の見積もりになることもあります。

これを見て、「工賃だけで10万円って、高すぎじゃない?」と思うかもしれません。
ですが、エンジン載せ替えというのはパズルのピースのように「エンジンをカチッと取り替えて完成!」…ではありません。

実際には、補器類(ミッション、インテークマニホールド、ハーネスetc...)の移し替えが必要だったりと、高い技術が必要な作業なんです。



エンジンは、車にとって心臓くらい大事なもの。
つまり、エンジン載せ替えは「車の心臓移植」と言っても過言ではありません!

さて、エンジン載せ替えにかかる費用についてご紹介しました。
これだけの費用がかかりますので「もうこの車を手放そうか悩んでいるんだよね…」という方は、新しい車に買い替えた方が長い目で見ると安く済む可能性が高いです。

エンジンが壊れた場合ほかの部品も劣化が進んでいることが多く、そうなるとさらに修理費用がかさんでしまうんですね…。

「廃車の窓口」なら車の引き取り・廃車手続きをすべて無料で行います。
さらに買取額もしっかりと提示しますので、気になる方はぜひチェックしてください!
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エンジン載せ替えに保険は使えるの?

車両保険では、故障によるエンジン載せ替えは保証の対象外です。

車両保険で保険を使えるのは、事故・天災・イタズラなど、外的要因が原因となったときのみ
エンジンオイルの交換を怠っていたり、パーツの経年劣化による故障が原因の場合は、保険の対象外になります。

ただ、もしあなたが乗っている車が比較的新しく、メーカー保証の期限内であれば補償を受けられる可能性もあります。

「新車から5年間または走行距離100,000km(トヨタの場合)」など、メーカーによって基準が設けられているので確認してみましょう。

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エンジン載せ替えにかかる所要時間は?

1週間〜2週間ほどかかります。

載せ替えの工程自体は数日で終わりますが、燃圧・油圧・電装系チェック・試乗などで最低でも1週間はかかります。

さらに、追加部品が発生したり、消耗した部品の交換が必要になると、2週間ほどかかるケースもあります。

[+] もっと詳しく

費用を抑えるためには?中古品・リビルト品・オーバーホールって?

「いくら大変な作業とはいえ、50万円は高すぎる…!」
「でも、車を使えなくなるのは困るし…。どうにかして費用おさえられないの?」

エンジン載せ替え費用をおさえるためには、中古品・リビルト品を使うという手もあります。

ただし!注意すべき点も多いので、一緒にチェックしていきましょう。
中古品のエンジン載せ替えについて

中古品のエンジン載せ替えでは、費用は合計15万円(工賃10万+エンジン本体5万)におさえることができます。

ただし、あくまでも中古品なので以下のようなパターンには要注意!

  • 分解しなければわからない部分に破損がある可能性がある
  • 保証がつかないので、繰り返し故障した場合の費用が高くつく

正直なところ、中古品には蓋を開けてみないと性能がわからない不安さがあります。
中には、「載せ替えてから1週間で、再びオーバーヒートしてしまった…!」というトラブルも…。

個人的には、中古品は「どうしてもこのエンジンを載せたい!」というときのみ使うのをおすすめします。
リビルト品のエンジン載せ替えについて

リビルト品とは、簡単にいうと中古品を一度解体・洗浄したもののこと。
費用は中古品より高くなりますが、合計30万円(工賃10万+エンジン本体20万)までおさえることができます。

ただ、こちらもベースが中古品であることには変わりありません。
組み立ては人の手によって行われ、ベンチでテストされますが、車とのマッチングで不具合が生まれる可能性もあります。

また、必ずしも愛車に合致するリビルト品が手に入るかどうかは不確定です。
人気車種であれば手に入りやすいので、ディーラーさんに一度確認してみましょう。

リビルト品を選ぶときは、きちんと「整備済み」「保証付き」の物を選ぶのがポイントです!
エンジンのオーバーホールとは?載せ替えとどっちがいい?

エンジンが故障した場合、載せ替え以外に「オーバーホール(OH)」という方法もあります。
オーバーホールとは、故障したエンジンを解体・洗浄して、使える/使えないパーツに分けて再び組み直すこと。

リビルトは、他の方が使っていたエンジンの再生。
オーバーホールは、自分が今使っているエンジンの再生です。

オーバーホールにかかる費用は、およそ30〜70万円ほど。
この分解作業には高い技術が必要になるため、逆に、費用・所要時間ともに載せ替えより多くなる傾向にあります。

エンジン載せ替えのリスクは?車の買い替えとどっちがおトク?

エンジン載せ替えのリスクは、なんと言ってもコスト面

費用が50万円以上ともなると、とても整備代としては割り切りにくいですよね…。
場合によっては、中古車を買ったほうが安く済むこともあるくらいです。

また、質問者様のように「走行距離10万キロ近く」の車の場合、エンジンを載せ替えることで他の部位に影響を及ぼす可能性も。

例として、トランスミッション(変速機)はエンジンの動力を直に受ける部分。
10年経ったミッションが、新しいエンジンのパワーに悲鳴をあげる…なんてことも起こり得ます。
ちなみにミッションをまるまる交換となると、20万円以上の出費になってしまいます。

また、エンジンの載せ替えが必要になるくらいの年数・走行距離となれば、他にも修理すべき部分がポツポツ出てくる時期です。
例として、以下のようなものがあります。

部品名 交換費用
(工賃込み)
タイミングベルト 5〜10万円
ショックアブソーバー 2〜3万円/本
オルタネーター 2〜10万円
ウェザーストリップ(ドアのゴムパッキン) 1〜2万円
パワーウィンドウ(窓)のモーター 2.5~3万円

「ここも修理になるなら、最初から車を買い換えればよかった…!」なんてことにならないよう、車自体の年式や、他の部品の状況をふまえて買い替えを決めるのが良いでしょう。

こんな場合は車の買い替えを検討しよう

  • 新車から数えて、10年以上経過している
  • 走行距離が10万キロ以上
  • 点検でエンジン以外にも不具合が見られたことがある

エンジン不動でもOK!廃車買取業者を賢く使おう

「エンジン以外でも不具合がチラホラ出てきたし、車の買い替えを検討してみようかな…。」
「少しでも今の車に値段がついたら嬉しいけど、エンジンが故障した車なんて売れないよね…?」

結論から言うと、エンジンの載せ替えが必要な車は、ディーラーでの下取り・中古車買取ではまず値段がつきません

「0円で引き取る」と言われればまだ良い方。
「逆に廃車にするのにお金がかかる」と言われることもザラなんです…。

ただし!
ここで諦めて、「じゃあ無料回収のところにお願いしよう」というのはすごくもったいないことです。

なぜなら、廃車を専門としている買取業者にお願いすれば、エンジンが故障した車にも値段がつくからです。

エンジン故障でも値段がつく3つの理由

  • ドアやバンパーなど、パーツごとに分解して再利用する
  • スクラップ(解体)して、鉄資源に変える
  • 海外で輸出車として販売する

なお「廃車の窓口」では、走れない車・水没車・故障車などどんな車でも引き取り可能で、お車によっては買取額がつくことも!

レッカー代は無料ですので、ご自宅まで0円でお車を引き取りできます。
さらに面倒な廃車の手続きも無料代行しますので、あなたに面倒な作業をしていただく必要はございません!

「少しでも新車購入の資金を増やしたい!」とお考えの方は、まずは以下の無料査定フォームから、お見積もりを確認してみてくださいね。
▶「廃車の窓口」での査定額をチェック

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは皆さん、よきカーライフを!

廃車がお金になる詳しい理由や、廃車買取業者について詳しく気になる方はこちらもあわせてチェック!

この記事を監修した車の専門家

スタッフの写真

斎藤たくや

カーソムリエの斎藤です。エンジンを載せ替える場合の費用は、かなり高額な費用がかかってしまいます。もしエンジントラブルが発生した場合は、エンジンの載せ替えよりも廃車の方が、長期的に見て経済的かもしれません。

更新日

2020年10月15日

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