車が故障した時の原因・対処法は?故障の前兆も合わせてプロが解説
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>>この人が書いた他の記事「車の動作がなんか変…」
「もしかして故障しているのかな?」
「車が故障したらどう直せばいいの?」
あなたはいま、こんな悩みを抱えてはいませんか?
車はたくさんの部品でできています。
そのため何年も車を使っていると、車のどこかで故障が起きてしまうんです!
さらにたくさんの部品がある分、故障の症状・原因も様々…。
最適な対処法も異なりますので、実際に故障したときに困ってしまう方は多いんですね。
そこでこの記事では車の故障について、原因や対処法を詳しくご説明します。
さらに予防するための方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
あなたの悩み解決になれば幸いです。
それでは参りましょう!
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車の故障症状ごとの原因・対処法
それでは早速、車の故障内容ごとに原因や対処法をご紹介!
今回はよくある故障内容を以下のようにピックアップし、説明していきます。
エンジンがかからない・かかりづらい
エンジンがかからない・かかりづらい原因はいくつかあります。
- バッテリーのトラブル
- 部品のトラブル
まずエンジンがかからない場合は、バッテリーそのものが劣化したり、弱ったりしている可能性があります。
バッテリーの寿命は一般的に2〜3年と言われており、この寿命を過ぎたバッテリーを使い続けてしまうとエンジンがかからなくなってしまうんですね。
さらにエンジン内部の部品がトラブルを起こしている可能性が高いです!
- オルタネーター
- ヒューズ
- セルモーター
- スパークプラグ
- ラジエーター etc
これらの部品はどれもバッテリーに関するものです。
他にも関連する部品がありますが、このような部品が壊れてしまうことで、エンジンがかからなくなってしまいます。
以上の原因を踏まえると、対処法を絞る事はできます。
まずはバッテリーが劣化している可能性を踏まえ、新しいバッテリーに交換しましょう。
もしバッテリー劣化が原因なら、交換するだけで故障が直せます!
なおバッテリーの交換はディーラーなどでしてもらえる一方で、自分でも交換可能。
交換は難しいですが、費用もかなり抑えられます。
- ディーラーなどでの交換費用:30,000円前後(バッテリー代+作業費)
- 自分での交換費用:10,000円前後(ほぼバッテリー代のみ)
以下の記事で交換方法を詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
車のバッテリー上がりの原因は?症状や対処法もプロがまとめてご紹介
一方でエンジン内部の部品が劣化している場合は、部品の交換をする必要があります。
部品の交換は難しいため、ディーラーなどに交換をお任せするのがオススメです!
ここまではエンジンがかからない・かかりづらい場合の原因や対処法をご説明してきました。
あなたの疑問解決の手助けになれれば幸いです。
ではもしエンジンが運転中に急に止まった場合は、どう対処すればいいのでしょうか?
詳しくご説明しますね。
エンジンが振動する
エンジンをかけたり発進したりするときに振動する場合は、以下の原因が考えられます。
- 部品の劣化
- エンジン内部の汚れ
- マウント不良
まず部品の劣化について。
エンジンの内部にはエンジンを点火するプラグや、エンジンオイルを浄化するオイルフィルターなどがあります。
これらの部品が劣化したり整備が不十分だったりすると、エンジンの動作が不安定になり、振動が起きてしまうんですね。
またエンジン内部には、どうしても汚れ(スス・金属が削れた粉など)が溜まってしまいます。
この汚れを掃除せずに溜めたままにすると、エンジン内部の燃焼が不安定になり振動が起きてしまうです。
さらにエンジンにはマウントというゴム製の部品があります。
この部品はエンジンの振動が乗っている人に伝わらないよう、ゴムで吸収するためのものなんです。
マウントが劣化してしまえばその分振動が吸収できず、乗っているときに振動を強く感じてしまうんですね。
それはディーラーなどで点検してもらい、故障箇所を修理・交換してもらうこと!
先ほどもお伝えしたように、エンジン振動の原因は数多くあります。
そのため車に詳しくない方がご自分で対処しようとしても、原因を特定できないことが多いんです。
ですから車の専門家であるディーラー・整備工場などに持ち込み、点検整備してもらうことが大事なんですね。
ちなみに冬にだけエンジンが振動する場合は、そこまで心配しなくても大丈夫。
これはエンジンが冷えて燃焼が一時的に不安定になっているためで、エンジンをそのままアイドリングすることで解消できるはずです。
さてここまで、エンジンが振動する原因や対処法をご紹介してきました。
故障が起きた際にぜひ参考にしてくださいね。
このようなエンジンの故障がある一方で、場合によってはエンジンが急に止まってしまう故障が起きることも。
もし走っている際にこんな故障が起きたら、どう対処すべきなのでしょうか?
詳しくご説明しますね。
エンジンから異音が鳴る
エンジンから「キュルキュル」「ゴロゴロ」「カリカリ」などの異音が聞こえる場合、異音ごとに以下の原因が考えられます。
- ベルトの劣化(キュルキュル・ウィーン)
- エンジンオイル不足(ゴロゴロ・ガラガラ)
- オーバーヒート(カリカリ・カンカン・キンキン)
- 点火プラグ・シリンダーの劣化(ポコポコ・パスンパスン)
それぞれ詳しくご説明しますね。
「キュルキュル」「ウィーン」という異音が鳴っている場合は、ベルトが劣化している可能性が高いです。
エンジンを動作させる上で欠かせない部品として、ベルトという部品があります。
ベルトが緩くなったりひび割れしたりしている可能性が高く、もし放置してしまえばベルトが切れることも。
「ゴロゴロ」「ガラガラ」という異音の場合は、エンジンオイル不足が原因です。
エンジンオイルはエンジンを円滑に動かすためのオイル。
このオイルが不足すると金属パーツ同士がぶつかりあうため、異音が発生してしまいます。
「カリカリ」「カンカン」「キンキン」といった異音は鳴る場合は、エンジンがオーバーヒートという現象を起こしている可能性が高いです。
オーバーヒートとは簡単にいうと、エンジンに熱がこもった状態のこと。
オーバーヒートが起きると熱でオイルが蒸発するため、金属パーツがぶつかり合って異音が鳴るんですね。
「ポコポコ」「パスンパスン」と音が鳴る場合は、点火プラグやシリンダーといったエンジンの燃焼に関わる部品が劣化している可能性があります。
エンジンが十分に動作できていない可能性があるんですね。
さてここまで異音が鳴る原因をお伝えしました。
このトラブルが発生している場合は、エンジン内部の様々な部品が故障している可能性があります。
この場合、自力での交換は難しいため、ディーラーなどに修理してもらう必要があるんですね。
ここまでエンジンから異音が鳴る場合の原因・対処法をご説明してきました。
ご説明した内容を参考にしていただければと思います!
ちなみに以下の記事でも異音について詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
なおエンジンからの異音を放置すると、場合によってはエンジンが急停止してしまうこともあるんです。
もし走っている際に故障が起きたら、どう対処すべきなのでしょうか?
詳しくご説明しますね。
ブレーキ鳴きが起きる
運転中にブレーキを踏むと「キーキー」とイヤな音が出ることも。
このブレーキ鳴きが発生する原因は、主にブレーキパッドという部品がすり減ってしまっているから。
このブレーキパッドは、タイヤを挟み込み止めるための部品です。
タイヤを止める以上、ブレーキパッドはどんどんすり減ってしまいます。
また他の原因としては、ブレーキパッドの周辺に石が挟まってしまうことで音が鳴ってしまうこともあるんですね。
このような原因を踏まえると、ブレーキ鳴きを直すにはブレーキパッドの交換もしくは点検がベスト!
ご自分で交換するのは結構難しいため、ディーラーなどで交換などをしてもらえるといいですね。
さてここまでブレーキ鳴きの原因・対処法をご紹介してきました。
もし故障してしまった場合は、ぜひ参考にしてくださいね。
なお以下の記事ではブレーキパッドについて詳しくご説明していますので、気になる方はぜひチェックしてください!
このような故障がある一方で、場合によってはエンジンが急に止まってしまう故障が起きることも。
もし走っている際にこんな故障が起きたら、どう対処すべきなのでしょうか?
詳しくご説明しますね。
エアコンが効かない・効きづらい
エアコンが効かないようなトラブルが発生している場合は、いくつかの原因が考えられます!
- 冷媒ガスのトラブル
- ブロアモーターの故障
- エアコンフィルターのつまり
まずは冷媒ガスに関するトラブルについて。
エアコン故障の中でもいちばん多い原因でもあります。
そもそもエアコンは、冷媒ガスの効果によって空気を冷やす仕組みです。
このガスが少なくなったり、ガスがうまく循環しなくなったりすると、エアコンが効かなくなってしまうんですね。
次にブロアモーターの故障について。
この部品は簡単にいうと、エアコンの風を循環させるファンを指します。
ブロアモーターは長年使っていくと、油切れや摩耗によって動きが弱くなるんです。
またエアコンフィルターのつまりも意外と見落としがちな部分です。
これはブロアモーターの前面部分に装着されていて、掃除せずに使っていると汚れが溜まってしまいます。
ここまでの原因を踏まえると、もっとも信頼できる対処法はディーラーなどでの交換・整備です。
なぜならエアコンが効かない時の原因は「冷媒ガストラブル」が多数をしめており、ご自分で修理するのが難しいんですね。
さらにエアコンが故障した場合の原因は多く、どれかを絞るのが難しいのも要因となります。
なおディーラーなどで修理してもらう場合は、1万円前後でしてもらえることが多いですよ!
さてここまでエアコンが効かない・効きづらい場合の原因や対処法をご紹介してきました。
ご紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね。
このような走行に影響がない故障がある一方で、場合によってはエンジンが急に止まってしまう故障もあります。
もし走っている時に故障したら怖いですよね…ではどう対処すべきなのでしょうか?
詳しくご説明しますね。
車の運転中に故障したときの対処法
もし車の運転中にエンジンが急停止するなどの故障が発生した場合は、以下の流れで対処しましょう!
- ハザードランプをつけて、安全な場所に車を停める
- 後続車に車を停めていることを知らせる
- 緊急の連絡を行う
詳しくご説明しますね。
(1)ハザードランプを点けて、安全な場所に車を停める
まずがトラブルが起きていることを後続車に知らせつつ、追突などの事故を防ぐためにハザードランプを点けます。
その後ブレーキを踏んで速度を落とし、できるだけ左車線側に停車しましょう!
なおブレーキが効かない場合は、以下の2つを試してください。
- ブレーキを両足で踏む
- シフトダウンを繰り返し、エンジンブレーキを使う
またパンクしている可能性を踏まえ、ハンドルを取られないようにしっかり掴みつつ、急ブレーキにならないように意識しましょう!
停車する時はエンジンのスイッチを切らずに停車してくださいね。
(2)後続車に車を停めていることを知らせる
停車したら発炎筒を持ちつつ、車の50mほど後方に三角表示板を立てましょう。
なおガソリンやオイル漏れががある場合は、発炎筒を落とさないようにしてくださいね。
また車から出るときは、後続車など周囲の安全確認を十分に行いましょう。
もし高速道路で停車した場合は、乗っていた方は道路外など安全な場所に移動してください!
(3)緊急の連絡を行う
最後にレッカー車や保険会社に連絡しましょう!
到着までの間は安全な場所で待機してくださいね。
もし出火している場合は、迷わず119番へ通報をお願いします。
さてここまで車の運転中に故障したときの対処法をご紹介してきました。
では次に、車の故障を防ぐために重要な点検整備についてご説明しますね。
車の故障を防ぐには「点検整備」をしましょう!
車の故障の多くは、頻繁な点検整備をすることでカンタンに防げるものです。
そして自動車は他の機械と同様、定期的に点検を行う必要があります。
なぜなら車にはたくさんの部品が使われており、その分故障のリスクも大きいから。
なお年に1回以上の実施義務がある「定期点検」を必ず実施しているドライバーは46.6%にとどまります。
(参照:2020年度 自動車点検整備推進運動調査)
今後の故障を防ぐためにも、かならず点検はしてくださいね!
また車の整備不良は、走行中に突然の故障を引き起こす恐れがあります!
突然の故障は重大事故につながる危険性が高いですので、走行中の事故や故障を防ぐために、車の点検整備が大切なんですね。
車の故障がひどいなら廃車がオススメ
故障した車は、症状や故障の原因によって修理費用にかなりの差が生まれます。
数万円で済むことがある一方で、ひどい故障だと数十万円もかかることも…。
加えて、乗りはじめて10年近い車だと「せっかく修理したのに別のパーツが故障した!」なんてこともザラです。
ですので費用面を考えれば修理するよりも、廃車にして新しい車に乗り換えた方がおトクなんですね。
ちなみに「廃車の窓口」では、故障によって完全に走れなくなった車でも買い取りさせていただきます。
さらに廃車の手続きやレッカー車での引き取りまで、すべて無料です!
気になる方はぜひチェックしてくださいね。
まとめ
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
車の故障についての疑問は解消されたでしょうか?
故障すると様々な症状が出てきます。
「なんか車の動きが変だな」と思ったときは、すぐに異常がないかチェックしましょう!
また故障した車は症状によって修理費用が異なります。
もし修理費用が高いと感じたら、廃車を検討してみるといいかもしれません。
廃車でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね。
以上、「廃車の窓口」の村上でした!
あなたの生活がより豊かになることを祈っています。
この記事を監修した車の専門家
斎藤たくや
カーソムリエの斎藤です。車の故障は放置し続けてしまうと、エンジンを壊す原因にもなってしまいます。そんな大惨事を避けるためにも、原因が分からずに困ったときは早めにディラーや整備工場での点検を依頼するといいですね!
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