故障車は買取してもらえる!業者の選び方・お得に賢く売る方法
更新日
2021年1月26日

「エンジンが故障して、車が全く動かなくなってしまった…」
「故障した車って買い取ってもらえるのかな?」
「どこにお願いすればいいんだろう」
あなたは今、こんな悩みを抱えてはいませんか?
「廃車の窓口」の橋本と申します。
乗り続けてきた車が壊れてしまったら、とてもショックですよね…。
しばらくの間は落ち込んでしまうという方も多いかと思います。
とはいえ、いつまでも落ち込んでいられません。
故障車を処分して新しい車を買おう!という方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、走れないような故障車でも買取してもらえるんです!
故障車の買取先には2つの選択肢がありますので、お得に買い取ってもらえる方を選ぶのが重要ですよ。
- 走行に影響しない故障→中古車買取業者
- 走行に影響する故障→廃車買取業者
というわけでこの記事では、以下の3点についてお伝えしていきます。
記事で伝える3ポイント
-
故障車の買取先を判断する基準
-
お得な買取業者の選び方
-
故障車買取でよくある質問
車を買う、売る、廃車するというのは、人生で何度もない機会。
誰だって、しっかりと吟味して納得できる選択をしたいですよね。
この記事が、車についてお悩みのあなたの手助けとなれば嬉しいです。
それではまいりましょう!
※「車の年式が古い」「故障で車が動かない」という場合は、私たち廃車の窓口にご相談ください!
廃車の手続きを無料代行&車種によっては買取OKですので、気になる方は買取価格をチェックしてみてくださいね。

当サイト『廃車の窓口』は、廃車のプロフェッショナルが加盟するネットワークです。
「廃車をしたいけど書類や手続きがややこしすぎる…。」
「専門用語が多くて、全然わからない!」
そんなあなたのために、廃車のお役立ち知識を丁寧にわかりやすくお教えします。
故障車は「故障レベル」で買取先を選びましょう
そもそも故障車の買取先には、以下の2つがあります。
- 中古車買取業者
- 廃車買取業者
あなたのお車を一番おトクに買い取ってもらうには、車の状態、つまり「故障レベル」に合わせて買取先を選ぶ必要があるんです!
もしレベルに合わない買取先に頼んでしまうと、本来は高く買い取ってもらえるはずなのに損することになってしまうかもしれません。
でも私の車がどのレベルかって、どう見極めたらいいんだ?
今回は故障レベルを低・高の2種類に分けてご紹介します。
次のポイントで見極めましょう!
【故障レベル・低】を見極めるポイント
- オーディオやエアコンなど、走行に影響がない部分が故障した
- 部品をまるまる交換する必要がない
【故障レベル・高】を見極めるポイント
- エンジンまわりなど、走行に影響する部分が故障した
- 部品をまるまる交換する必要がある
あなたの車がどちらのレベルに当てはまるか、ご理解いただけたでしょうか?
では具体的にどのパーツが故障したら当てはまるのかを詳しくご説明していきますね!
ディーラーでの買取・下取りはどうなの?
故障車の買取を検討している方の中には、ディーラーに買取・下取りしてもらおうかと考えている方がいるかもしれません。
ですが基本的にはディーラーでの処分はオススメできません!
なぜならディーラーで査定額0円とされた場合、廃車の代行手数料に1〜2万円かかってしまうから。
そもそもディーラーでは「車の解体」「中古車の海外への販売」をする手段を持っていません。
実は廃車をパーツに分解したり、スクラップしたりするには、解体業・破砕業の許可が必要。許可なく解体を行うことは、法律で禁止されているんです。
ですからディーラー自身では解体することができず、きちんと許可をもらっている業者に委託することになります。
その結果、「廃車は代行してあげるけど、仲介料金は払ってね」ということでお金がかかるんです…。
「ディーラーに愛車を0円と査定された!」「廃車するにはお金がかかると言われた!」って聞いたことあるかもしれませんが、これが原因というわけです。
おなじ「車の専門家」でも、故障車の取り扱いについては得意・不得意があります。
年式が古い・走れないような故障車を高く買い取ってほしいときは、まずは廃車業者に査定してもらいましょう。
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【故障レベル・低】なら中古車買取業者がお得!
軽度の故障であれば、中古車買取業者に依頼して車を買い取ってもらいましょう。
具体的には、以下のような故障が当てはまります。
- 小さい傷、凹み
- バッテリー上がり
- タイヤのパンク
- エアコンの故障
- ドアの故障
- カーナビやオーディオの不調
- サンルーフの不調
ただし!軽度の故障とはいえ、中古車として買い取ってもらうときは修理費の分だけ査定額が下がってしまいます。
もし【故障レベル・低】の項目に当てはまっても、中古車買取業者に0円査定を出されたときは廃車買取業者に買い取ってもらいましょう。
廃車買取業者ならさらに高値で買い取ってもらえる可能性が高いです!
小さい傷、凹み
修理費用:1~5万円ほど

10〜20cm四方ほどの小さなすり傷や凹みは、塗装で元通りにできるので、中古車として問題なく価値が付きます。
修理費用は、塗装する部位(バンパー、ドア、ミラーなど)や、塗装の種類、車体の色などによっても左右しますが、10万円を超える修理額にはならないとみて良いでしょう。
バッテリー上がり
修理費用:数千〜2万円ほど

バッテリーが上がってしまっても、充電をして動くのであれば問題なく中古車として売れます。
もし、バッテリーの寿命とみなされて交換が必要になった場合でも、2万円ほどで純正品に取り替えられます。
※レッカー代として、別途1〜2万円を要する場合があります。
タイヤのパンク
修理費用:数千円ほど

タイヤは消耗品なので、パンクしていても問題なく中古車として価値が付きます。
修理費用は、穴のみを塞げばいい場合3,000円ほどで済むこともあるんです。
エアコンの故障
修理費用:1~5万円ほど

「エアコンの効きが悪い」のであれば、冷却ガスの補充で1万円ほど。
「そもそも風が出ない」「冷たくならない」ときは、ファンモーター、コンプレッサーの交換を要することも。そうなると各部分で5万円ほどかかります。
軽度であれば中古車として買取してもらうパターンが多いですが、中には複数の修理・一括修理をする必要があり合計20万円かかったというケースも…。
修理費の度合いで切り分けをしましょう。
ドアの故障
修理費用:15万円ほど

ドアが故障した場合、一式で交換すると15万円以上かかってしまいます。
一方で部品のみ(ハンドル・ガラスなど)を交換するなら、数万円で収めることも可能です。
カーナビやオーディオの不調
修理費用:1〜5万円ほど

- ナビのタッチパネルの故障による液晶の交換:1〜2万円ほど
- バッテリーのトラブル:1〜2万円ほど
- 内部破損、ハードディスクの故障:5万円ほど
カーナビ・オーディオの不調は、走行に直接関係しない部分。査定価格は少し落ちますが、問題なく中古車として買取してもらえます。
サンルーフの故障
修理費用:数千〜10万円

サンルーフの故障は、具体的な故障内容によって修理費用が大きく異なります。
- ゴムパッキンの交換:数千円ほど
- サビの塗装:2万円ほど
- サンルーフのガラス交換:3万円ほど
- モーターなど電気系統の故障:10万円ほど
サンルーフはパッキンの劣化などでどうしても雨漏りが起こりやすい一面があります。
パッキン交換だけで済めば問題ないですが、雨漏りによるサビ・腐食が他の部位まで広がっている場合は、廃車業者に買取をお願いしましょう。
【ポイント】買い替えに迷ったときは、年式・走行距離を考えてみよう
長年乗ってきた愛車ですから、「やっぱり修理して乗り続けようかな…」なんて思っている方がいるかもしれませんね。
よく買い換えのタイミングとして考えられるのは、次の年式・走行距離に達している車です。
- 年式:(新車のときから数えて)7年以上経過
- 走行距離:10万km以上
年式については、メーカーの特別保証が切れ、故障が見られ始めるのが新車から7年経過した頃。
また、新車から数えて10年経過すると中古車としての価値が落ちるとも言われるため、次の車検(9年目)までに買い替えを決める人も多いです。
さらに走行距離が10万kmというのは、タイミングベルトやオルタネーターなどの重要な部品の交換目安。
大きなメンテナンスの前に買い替えするのも一つの手ですね。
あくまで確率の話ですがこれらの数値を超えている車は、今後もランニングコストがどんどん大きくなる可能性が高いんです。
長い目で見て考えてみてくださいね。
[+] もっと詳しく
さて故障レベルが低い場合の事例や修理費用についてご紹介しました。
参考にしていただけたでしょうか?
では続いては、買取業者の選び方についてご紹介していきます。
あなたが損せずに買取してもらうためにも、ぜひチェックしてくださいね!
【故障レベル・高】なら廃車買取業者がお得!
大きな故障がある場合は、廃車買取業者に故障車を買い取ってもらいましょう!
中古車買取業者だと良くて0円で引き取りか、買取自体を断られてしまうかもしれないんです。
このレベルでは以下のような故障が当てはまります。
- エンジンまわりの故障
- フレーム交換(大きなキズ、凹み)
- ミッション交換
- オルタネーター交換
では、故障パーツと修理費用について詳しくご説明しますね。
エンジンまわりの故障
修理費用:50万円以上(エンジンを丸ごと交換する場合)

エンジンの故障にかかる費用は、状態によって以下のように大きく変わります。
- オイル漏れ、タイミングベルトが切れているなど:5〜10万円
- エンジンブロー(エンジン丸ごと交換):国産車50万円、外車100万円
エンジンは車の心臓部分とも言えるくらい大事な場所。
大なり小なり支障がでてくる頃には、他の部品にも異常が出てくるかも…。
フレーム交換(大きなキズ、凹み)
修理費用:10〜100万円ほど

「フレーム」とは、車の骨格のこと。人間と同じで、車を支えるとても重要なパーツです。
事故による大きな凹みがある場合など、車のフレーム交換が必要だと修理代が一気に上がります。
フレームのみの補修であれば10万円ほどですが、フレームの周囲の解体・組み立てが別途必要になると数百万円にのぼることも。
歪みが見られた場合は廃車として買い取ってもらいましょう。
この場合の車は、「故障車」というより「事故車」として取り扱われていることが多いです。
事故車の買取について、詳しくはこちらの記事もあわせてご覧ください。
ミッション交換
修理費用:20〜100万円ほど

「ミッション」とは、ギアチェンジを行う変速機のこと。
ミッションに不具合があると、「1速、2速に入りにくいな…」という軽度の症状から「走行ができなくなった!」などの大きな故障も起こり得ます。
オルタネーター交換
修理費用:2〜10万円ほど

オルタネーター交換の費用相場は、車種にもよりますが以下のとおり。
- 新品のオルタネーターに交換:5〜10万円
- リビルド品(中古車のもの)に交換:2〜3万円
オルタネーターとは簡単に言うと発電機のこと。
そしてバッテリーは発電した電気を貯めておくものです。
「ただのバッテリー上がりだろう」と思っても、もしオルタネーターが原因の場合は大きな修理になると覚えておきましょう。
場合にもよりますが、買取に出すより高い値段が付くこともあるんです!
さて故障レベルが高い場合の事例・修理費用について詳しくご紹介してきました。
あなたの車には当てはまっていたでしょうか?
では次に買取業者の選び方についてご紹介します!
お得に買い取ってもらうためにも、ぜひチェックしてくださいね。
買取業者の選び方

オススメの買取先業者がわかったところで、続いては業者の選び方をご紹介していきます!
並行して注意点もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは気になる業者の選び方をチェックしていきましょう!
中古車買取業者の選び方
中古車買取業者を失敗せずに選ぶために、以下の3点をチェックしましょう。
- 信頼できる業者か確認する
- 評判や口コミはあるか確認する
- 複数の業者に査定をしてもらう
詳しくご説明します。
①信頼できる業者か確認する
まずは、依頼する予定の業者が信頼できるかを確認しましょう。
業者のサイトを開き、以下の情報があるか見てください。
- 無料査定の申し込みフォーム
- 査定額の相場
- 運営者の細かい情報
- 店舗数や対応エリア
このような情報がしっかりと記載されている業者であれば、少なくとも悪徳な業者ではないはずです。
なお店舗数については、業者によっては記載していないことも。
全国展開している大きな業者であれば、買取実績や経験が豊富な店員さんに対応してもらえて安心です。
②評判や口コミはあるか確認する
実際にその業者に買い取ってもらったユーザーからの口コミ・評判がないか、口コミサイトなどをチェックしてみましょう。
業者の名前で検索すれば出てくるはずです。
どんな点が良いか、悪いかがハッキリしますので、業者選びで参考になるはずです!
③複数の業者に査定をしてもらう
いくら故障したとはいえ、長年乗ってきた愛車。
できるだけ高値で買い取ってもらいたいですよね。
ですので2〜4つの業者に買取価格の査定をお願いし、どの業者が一番高く買い取るかを確認しましょう!
業者のサイトに行けば、車の情報を入力するだけで無料査定できる画面があるはずです◎
ここで一点注意していただきたいのは、一括査定。
一括査定について詳しく知りたい方は、後ほどご紹介する内容をチェックしてみてくださいね!
「できるだけ電話かけて欲しくない!」という方は、業者ごとに無料査定をしてもらうのが良いでしょう。
個別に査定をお願いすれば、一斉に電話がくる面倒なことは避けられます。
買取してもらうときのポイント
さらに、中古車買取業者に買い取ってもらうときに覚えておいてほしいポイントをご紹介します!
- 買取の流れをしっかりと把握しておく
- 故障部分を報告する
- 最新の部品を使っていればそのことを伝えておく
まず買い取ってもらうとき、どんなものが必要で、どんな流れで進めていくのかを把握しておきましょう。
例えば必要な書類を忘れたまま進んでしまうと、その後の買取まで無駄に時間がかかってしまうかもしれません。
また買取先へ、車のどこがどのように故障しているのかを報告しましょう!
手続きする前にあらかじめ伝えておけば、その後の査定・手続きがより早く進みます。
さらに最新の部品を使っていた場合、買取先へ伝えておきましょう。
例えばタイヤなどのパーツを交換したばかりだったり、メーカーオプションのような特殊なパーツを取り付けていたりする場合を指します。
例え故障していても、長年連れ添った愛車です。
どんな良いところがあるのかを伝えておくと、後々の査定でより高額になるかもしれません。
さて、ここまで中古車買取業者の選び方やポイントをご説明してきました。
お伝えしたことをしっかりと把握し、お得に買取してもらいましょう!
最後に故障車の買取でよくある質問をまとめました。
ぜひ確認いただければと思います。
廃車買取業者の選び方
損だけはしたくないし…。
これから失敗しない選び方をご紹介しますよ!
以下3つのポイントで選んでくださいね。
- 全国どこでも対応している
- 引き取り・廃車手続きを無料でしてくれる
- 還付金についてしっかりと説明する
①全国どこでも対応している
そもそもあなたがお住まいの地域で対応していなければ、頼みようがないですよね。
ですので、買取業者がお住まいの地域で対応しているかしっかりと確認しましょう!
さらに全国対応している業者ということは、これまでたくさんの車を買い取ってきたということ。
ですので引き取りなどの手続きでは数多くの経験を元に、スムーズに対応してもらえるんですね。
②引き取り・廃車手続きを無料でしてくれる
実はいくら高値で査定してもらっても、実際にもらえる金額が少ないことがあるんです…。
なぜなら、引き取りのレッカー代や手続き代行費用が取られてしまうから。
このような事態を防ぐためにも、引き取りや手続きが無料な業者を選ぶとお得に廃車できます!
③還付金についてしっかりと説明する
廃車をする際、自動車税や自賠責保険の還付金を受け取れることがあります。
このような還付金をそもそも知らなかったという方が、意外と多いのではないでしょうか?
業者のサイトに還付金の情報が書いてあるなら、引き取りや手続きするときに必ず説明をしてくれます。
さて、ここまで廃車買取業者の選び方をご紹介してきました。
お伝えした点を確認し、お得に買い取ってもらいましょう!
具体的な選び方や、トラブルの対処法については、こちらの記事でもご紹介しています。
なお私たち「廃車の窓口」では廃車買取を行っています。
レッカー車による引き取り・廃車手続きの代行はすべて無料!
さらに故障車はもちろん、10万km以上走った車・動かない車・車検切れの車などどんな車でも買取OK。
ここでいくつかの買取事例をご紹介しますね。

車種:ベンツ Eクラス
走行距離:165,000km
買取価格:70,000円
車検切れ・エンジンブローによる故障車でしたが、人気の高いベンツ車ということもあり高額買取させていただきました。

車種:トヨタ セルシオ
走行距離:200,000km
買取価格:25,000円
先ほどと同じく車検切れ・長期放置の故障車でしたが、高額買取させていただきました。
トヨタ車は海外での人気が高く、査定価格が高くなりやすいんです。
ご相談いただき次第、最短翌日にお伺いさせていただきます。
無料査定も可能ですので、気になる方は入力フォームから試してみてくださいね!
▶︎30秒で無料査定してみる
では最後に、故障車の買取でよくある質問をご紹介します。
あなたが思っている疑問が解決できますので、ぜひチェックしてください。
故障車の買取でよくある5つの質問
ここからは故障車の買取についてよく寄せられる質問をご紹介します。
気になるものがあればぜひ参考にしてくださいね。
なぜ故障車でも買い取ってもらえるの?
故障車でも買い取ってくれるのは3つの理由があるから
- パーツに分解して再利用する
- スクラップ(鉄くず)としてリサイクルする
- 修理して海外に輸出する
例えばもし、あなたの愛車がエンジンに問題を抱えているとしても…
- バンパーやボンネット、ドアなどのボディーパーツ
- コンプレッサーやラジエーター(エンジンを冷却する部材)などの内部パーツ
これらに問題がなければ、他の車のパーツとして再利用できます。
ちなみに、車のパーツを分解・洗浄して、消耗部分のみ交換したものを「リビルド品」といいます。リビルド品専門店なんてのもあるくらい、お客さんからは需要があるんですね。
さらに、①のパーツとしては使えないような車両だとしても、最終的には鉄くずレベルまで解体して再利用することができます。
鉄は自動車をはじめ、ビルや橋、船や鉄道、テレビや冷蔵庫など…身の回りの多くのものに使われています。
私たちにとって「一番身近な金属」といっても過言ではないですから、その分需要が高いんですね。
そして最後の方法は、少し特殊ですが、出来る限り修理をして海外に輸出するという方法です。
日本でつくられた自動車は、頑丈で故障が少ないため海外では人気が高いんです。2019年10月、アメリカで3番目に多く売れている車は、日本のトヨタ車なんですよ!
参考:自動車産業ポータル「自動車販売台数速報 米国 2019年」
ただし… この方法をとってもらうためには、海外に輸出経路をもった買取業者を選ばなくてはいけません。
廃車の窓口では独自の海外販売ルートを持っているので、エンジンやミッション等のトラブルで故障して動かなくなった車も修理して海外に輸出することができます。
「大体どのくらい値段がつくのか知りたい!」という方のために、自宅で簡単に査定できるフォームも用意しています。
気になった方はぜひ無料査定をしてみてください!
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買取して損することってある?
修理して乗り続けた方が良いこともあります
故障レベル低のような、軽い故障ならご自分で修理できることもあります。
車の部品交換に自信がある方や、まだ年式が浅い車であれば修理して乗り続けてもOK!
ただ交換に自信のない方であれば、失敗してますます状況を悪化させるリスクがあります。
さらに年式が経っている車なら、他の部品も次々に故障してしまう可能性が高いんです…。
このような場合は、故障を良い機会として買取に出した方が、長い目でみてお得です。
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故障した車は、修理してから買取したほうがおトクなの?
基本的には、修理する必要はありません。
「中古車を売りに出すときは、できるだけキレイにしておいたほうが高く売れる!」というのをよく聞きますね。
しかし、比較的大きな故障がある車の場合は、修理費>査定で引かれる額になってしまうケースも多いです。
ただ、自分で修理できるちょっとした傷や凹みであれば、直したほうが利益になるパターンもあります。修理の度合いによって切り分けをしましょう!
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車の故障を隠して売っていいの?
後々のトラブルを避けるため、故障については必ず申し出るようにしましょう。
「あんまりマイナスになることは自分から言いたくないなぁ…。」
「言わなければバレないんじゃないかな?」
少しでも高く買い取ってほしい一心で、そんな考えが浮かぶこともありますよね。
ただ、ものを売買するときには、必ず売り側に「瑕疵(かし)担保責任」というものがあります。
「欠陥がある場合はきちんと伝えなくてはいけない」と民法で定められているんです。
違反した場合、買い手から損害賠償を請求されるなどのトラブルを引き起こす可能性も…。
あなたが「故障している」と判別できるものは、車のプロも必ず判別することができます。
きちんとした業者を選べば故障車でも問題なく値段がつきますから、故障は必ず伝えるようにしましょう!
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デメリットをしっかり知った上で使用しましょう!
「新しい車を買うのと一緒に、今の車も下取りしてもらえば楽だしお得!」
「業者選びがめんどくさいから、一括査定を使ってみようかな…?」
面倒だから、という理由で選びがちなのが「下取り」や「一括査定」ですよね。
ディーラーへの下取りは、確かに一見おトクに見えます。しかし先ほどもお伝えしたように、ディーラーは「故障車を高く売る」手段を持っていません。
「下取りしたからお金が浮いた!」と思いきや、そのぶん新車を高く売られているだけなパターンも…!
また、一括査定には「自分で調べなくても一番高く買い取ってくれる業者がわかる」というメリットがある反面、「登録した瞬間、複数社から営業の電話がしつこくかかってきた…!」という声もあります。
「面倒だから全部まかせちゃえ!」ではなく、きちんとデメリットを知った上で利用するのが得策です!
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まとめ
「故障車を買い取ってほしい!」と思ったら、まず覚えておくべきことは以下の2点です。
- 走行に影響しない故障の場合は、中古車として買い取ってもらう
- 走行に影響する故障の場合は、廃車として買い取ってもらう
故障車でも、きちんと売り先を選べば値段がつきます。
「走れないほど故障しているから、どうせ…」とあきらめずに、廃車買取業者に掛け合ってみましょう。
「自分の愛車、本当に値段がつくの…?」「結局、どこに頼んだら良いか決めかねてしまった…。」と悩んだら、私たち廃車の窓口におまかせを。
エンジンのかからない、動かない車でも無料でお引取り。
また、書類の作成や陸運局での廃車手続きも無料で代行いたします。
もちろん、自動車税・重量税・自賠責保険料などの還付金についてもきちんとご説明。あなたが納得して愛車を送り出せるよう、懇切丁寧に対応いたします!
お電話での相談も無料ですので、どんな小さな悩みもお気軽に聞いてくださいね。
▶「廃車の窓口」のサービスについて詳しく見てみる!
この記事が、あなたの悩みを解決する一つの手立てとなれば嬉しいです。
それでは、また!
この記事を監修した車の専門家

斎藤たくや
カーソムリエの斎藤です。車が故障してしまったとき、買取先は中古車買取業者・廃車買取業者の2種類があります。車の故障度合いがどのくらいか判断し、最適な買取先を選んでくださいね。なお新車から年式が浅い車なら、買取せずに修理するのも一つの手です。
更新日
2021年1月26日
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