この車、買い換えるべき? お得なタイミングや失敗しないポイント
廃車買取の専門家が丁寧に教えます!
>>この人が書いた他の記事「車の買い替えって、どうやって判断すればいいの?」
この記事では「車を買い換える判断基準」についてお話ししていきたいと思います。
結論からお伝えしましょう!
車を買い換えるかどうかは、下記4つの基準で判断すると上手くいきますよ。
- 新車購入から何年たっているか
- 走行距離はどれぐらいか
- 車が今の生活に合っているか
- 車の名義は誰になっているか
本文で詳しくお話ししていきます!
また記事後半では、「失敗せず、お得に車を買い替えるために知っておくべきこと」を4つ紹介します。
「車の買い替え」は人生で何度も経験するものではありません。必要な手続きを忘れてしまったり、知らず知らずのうちに損してしまうことも少なくないんです。
でも大丈夫!
この記事で紹介することをしっかり押さえておけば、失敗することも損することもなく、お得に車を買い替えられるはずです。
読み終わる頃には車を買い換えるべきか、どうしたらお得に買い替えられるかが分かっているはずですよ。一緒に確認していきましょう!
※
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車の買い替えは4つの基準で判断しよう!
冒頭でも紹介しましたが、「車を買い換えるか」は次の4つの基準で判断します。
判断基準①:新車購入から何年たっているか
判断基準②:走行距離はどれぐらいか
判断基準③:車が今の生活に合っているか
判断基準④:車の名義は誰になっているか
それぞれ、詳しく紹介していきます。
判断基準①:新車購入から何年たっているか
車を買い換えるか決める時に、まず確認して欲しいのが年式、つまりは「新車購入から何年たっているか」です。
車には購入からの年数に応じて以下の節目があります。
- 3年:一般保証が切れる
- 5年:特別保証が切れる
- 7年:市場価値が大きく下がる
- 13年:自動車税が上がる
もし愛車がこのタイミングにある場合は、買い替えを考えてもいいかもしれません。
詳しく紹介していきます。
3年:【一般保証が切れる】新車に乗りたい方、ライフスタイルが変わる方は買い替え
買い換えを検討する最初のタイミングは、購入から3年目。
ここで買い替えるべきは
- 常に新しい車に乗りたい
- ライフスタイルが変わり、生活と車がミスマッチしている
という方です。
新車から3年は一般保証が切れるタイミングです。
新車から3年はまだまだ市場価値も高く、高値で売れる場合が多いです。
常に新しい車に乗りたい方や、生活と車にミスマッチが起こっている方は乗り換えるのが良いでしょう。
一方で、
- 今の車が気に入っている
- ライフスタイルに大きな変化がない
という方は、ここで無理に買い換える必要はありません。
一般保証が切れるとはいえ、自費修理でも数千円〜数万円で済むことがほとんど。そのまま乗り続けても大きな負担になることはないので、5年目や7年目でも遅くはないですよ。
5年:【特別保証が切れる】買い替え前提だった方は買い替え
次に買い替えを考える時期は、購入から5年目。
ここで買い替えるべきは「買い換えることを前提に購入された方」です。
エンジンなどの重要部品が故障した場合は数十万円の費用がかかることもあり、大きな負担になります。
特別保証を延長することも可能ですが、その分費用もかさみます。
購入から5年かつ走行距離が10万キロ以下であれば、市場価値も低くはありません。
買い替えを前提にしていたのならば、維持費にお金をかけるよりも市場価値が高いうちに新しい車を購入された方がいいでしょう。
「今の車は生活にとてもフィットしているし、気に入っている。もっと乗り続けたい!」
という場合は、無理に買い替えずに特別保証を延長するのがオススメです。
ディーラーの担当営業マンに相談してみましょう。
7年:【市場価値が大きく下がる】多くの方がここで買い替え
車を買い換える方が最も多いタイミングが、購入から7年目です。
また7年を超えた車は市場価値が下がり、国内の中古車買取業者では「値段がつけられない」なんてことも出てきます。
「今乗っている車をそれなりの値段で売却して、新車をできるだけ安く買いたい!」
と思っていた方は最後のタイミングです。
反対に「やっぱり今の車には愛着がある!修理できなくなるまで乗り続けたい!」という方は、多少お金がかかっても車検時にしっかり整備をしてもらい、定期的に点検やメンテナンスをしっかり行いましょう。
13年:【自動車税が増える】事情がない限りは買い替え
買い替えを考える最後のタイミング、それが新車購入から13年目です。
よほどのことがない限りは、ここで買い換えるのがいいでしょう。
理由は2つあります。
まず1つ目は、自動車税が高くなることです。
自動車税は環境への負荷を考慮し、新車から13年たつと約15%高くなります。
2つ目の理由が、維持費や修理費が高額になること。
13年を超えると故障がよく起こるようになり、部品の生産が終わる車種も出てくるので部品も手に入りづらくなります。
そうなるとどんどん修理費が高くなってしまい、家計の負担が増えてしまう、というわけです。
また燃費も悪くなるので、同じ距離を走ってもガソリン代が余計にかかるようになります。
「来年から車が不要になるから、あと1年だけ」
「もうすぐ欲しい車種が出るようだから、あと少しだけ乗りたい」
という場合は乗り続けてもいいと思いますが、そうでないならば乗り換えることをおすすめします。
判断基準②:走行距離はどれぐらいか
車を買い換えるとき、年式と同じくらい大事な目安が「走行距離」です。
もし買い換えるならば、走行距離が普通車で10万キロ以内、軽自動車で8万キロ以内がひとつの目安。
走行距離が10万キロ(8万キロ)を超えた車は、売却するときの査定額がガクッと落ちてしまうからです。
車にはエンジンの動作に関わる「タイミングベルト」という大事な部品があります。
このタイミングベルトの耐久年数が10万キロ前後と言われていて、修理や交換には数万円〜10万円以上かかることもあります。
走行距離の短い車に比べて故障や部品交換の可能性が高いので、査定額がガクッと下がってしまう、というわけです。
希望の金額には満たないかもしれませんが、買取自体はしてもらえるはずですよ。
とはいえ、中古車買取業者ではなかなかいい値段がつかないかもしれません。
中古車買取は「車の総合価値」で値付けするので、今後あまり走れなそうな車はどうしても低い査定額になってしまいます。
そこでオススメなのが廃車買取です。
廃車買取業者は、車の総合価値のほか、パーツや鉄素材としての価値でも値付けします。
年式や走行距離に関係なく、パーツや素材として価値があればその分の値段がつくんです。
特に走行距離が10万キロを超えた車は、廃車買取の方がいい値段がつく、ということも多いです。是非利用してみてください!
判断基準③:車が今の生活に合っているか
年式や走行距離のほかに気にしておきたいのが「車が今の生活に合っているか」です。
もし生活と車がミスマッチして不便を感じているなら、新しい車であっても買い替えたほうがいい場合があります。たとえば、下記のようなケースです。
- 子供が生まれ、コンパクトカーでは不便になった
- 子供が独り立ちし、ワゴン車を持て余している
- 長距離通勤することになり、燃料代がかさんでい
①のケースでは室内が広くお子様が乗り降りしやすい、「スライドドアのミニバン」に乗り換えたほうが生活にマッチしています。
②のケースでは夫婦二人にちょうどいい「コンパクトカー」に乗り換えるのがいいでしょうし、③のケースでは「燃費のいいハイブリッドカー」に乗り換えたほうが、生活にマッチしていると言えます。
このように、ライフスタイルによって最適な車は変わるんですね。
判断基準④:車の名義は誰になっているか
最後に、車の名義についても説明しておきます。
車の所有権が自分以外の場合は、車を自由に売ることができないので注意が必要です。
特にローンで購入した場合は要注意。名義が信販会社やディーラーになっていることがとても多いので、いちど確認してみましょう。
ちなみに車の名義が信販会社やディーラーの名前になっている場合でも、ローンを完済していれば、手続きひとつで売却可能です。この場合は所有権を解除し、名義を変更する必要がありますので、ローンを組んでいた会社に相談してみるといいでしょう。
まずは一度、確認してみることをオススメします。
失敗せず、お得に車を買い替えるために知っておくべきこと4つ
ここからは、「失敗せず、お得に車を買い替える為に知っておくべきこと」を紹介していきます。
冒頭でもお話ししましたが、「車の買い替え」は人生で何度も経験するものではないので、すべきことを忘れてしまったり、損してしまうことも少なくありません。
失敗も損もしたくないです…。
失敗せず、お得に車を買い替えるために知っておくべきことは次の4つです。
- 任意保険の車両入替を忘れずに行う
- 3月、7月、9月、12月に新車を安く買う
- 相見積もりをとって高値で売却する
- 中古車買取だけでなく、廃車買取も利用する
それぞれ詳しく紹介していきます。
①任意保険の車両入替を忘れずに行う
まずお伝えしておきたいのが、「車を買い換えたら、任意保険の車両入替を忘れずに行ってください」ということ。
任意保険はあくまでも「登録してある車」に対する保険です。
車を買い替えたのに車両入替をしていなかった場合、新しい車で事故にあっても補償を受けられません。
また、車両入れ替えは車を購入してから30日以内に行わないと「新規契約」という形になってしまい、等級を引き継ぐことができません。
そうなるとまた6等級からのスタートとなり保険料が割高になってしまいます。
車を購入したらすぐに、車両入れ替えをしておきましょう。
保険証書に書かれている会社に電話してみましょう。
②1月、3月、7月、9月、12月に新車を安く買う
1月、3月、7月、9月、12月は新車を安く買えるので、とってもお得です。
詳しく説明しましょう。
1月、7月、12月は初売りやボーナスセールがある月です。
通常よりも車が安く販売されたり、オプションが割引または無料になったりと、かなりお得に買うことができます。
3月と9月は決算月で、決算セールが行われる月です。
通常よりも安く車が売られるのに加え、目標達成に向けて少しでも売上を積もうと販売員が割引してくれやすくなっています。
車の買い替え時期を調整できるならば、このタイミングに合わせるといいでしょう。
③相見積もりをとって高値で売却する
車を買い換えるときは、今お乗りの車を売却することになると思います。その際は必ず、複数の業者から見積りを取りましょう。
見積りが複数あると査定額を比較でき、一番高いところに売却できるからです。
私も以前に車を売却しようと見積もりをお願いしたいことがありましたが、最大で5万円も査定額に差がありました。
少しでも高く売る為にも、必ず相見積もりを取るようにしましょう。
その際、中古車買取業者だけではなく、廃車買取業者にも査定依頼するのもいい方法です。
次で詳しく紹介します。
④中古車買取だけでなく、廃車買取も利用する
車を売却するときは、廃車買取業者にも査定をお願いしてみてください。
中古車買取業者よりも、廃車買取業者の方がいい値段をつけてくれる場合があるからです。
詳しく説明しましょう。
先ほども少しお話ししましたが、中古車買取業者は「車の総合価値」で値段をつけます。
なので、この先あまり走れなそうな車や、壊れた車などは車としての総合価値が低くなり、どうしても安い査定になってしまうんです。
一方、廃車買取業者は車としての総合価値のほか、パーツや鉄素材としての価値も加味して値段をつけます。
たとえこの先あまり走れない車や動かない車であっても、パーツや鉄素材としての価値があれば、いい値段をつけられるんです。
特に年式の古い車や走行距離が長い車の場合、廃車買取業者の方がいい値段をつけてくれることが多いです。ぜひ廃車買取業者にも査定を依頼してみてください。
まとめ
ここまでの内容をまとめておきましょう!
- 車の買い換え判断は、「年式」「走行距離」「今の生活に合っているか」「車の名義」の4つの基準で判断する
- 車を買い換えたら「任意保険の車両入れ替え」を忘れずに行う
- 車をお得に乗り換えるポイントは「セールや決算月に買う」「売却時に相見積もりを取る」「廃車買取の利用」の3つ
でした!
車を買い換える際はこの記事を参考に、少しでもお得に乗り換えてくださいね。
「車を乗り換えることになったけど、今の車は年式も古いし、走行距離も15万キロを超えてるし、買い取ってもらえないだろうな…」
もしこのような不安がある場合は、ぜひ『廃車の窓口』にご相談ください!
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車の買い替えについて、疑問は無事解決できたでしょうか?
少しでもお役にたてなら幸いです。
『廃車の窓口』の橋本がお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を監修した車の専門家
斎藤たくや
カーソムリエの斎藤です。車は人生の中でもそう何度とない、大きな買い物の一つです。動くお金が大きいので、ぜひ本文で紹介されていることを参考に、損せずお得に、上手に乗り換えてくださいね。
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