車の個人売買はどんな手続きが必要?用意する書類・トラブルもご紹介
廃車買取の専門家が丁寧に教えます!
>>この人が書いた他の記事「車を個人売買したい」
「どんな手続きが必要なんだろう?」
車の個人売買は買う側・売る側によって手続きや必要な書類が異なります。
さらに手続きを進める上で注意すべき点がある上に、気をつけないとトラブルに巻き込まれる可能性も…!
ですのでこの記事では車の個人売買について、手続きの方法や書類などまとめてご紹介します。
さらに注意点やトラブルもご説明しますので、疑問がすべて解決できるはずです。
あなたの悩みが解決することを祈っています。
それでは参りましょう!
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車の個人売買をするには3つの方法がある
個人売買をする場合は3つの方法が取られることが多いです。
- 知人に直接譲る
- オークション・フリマのサイトやアプリを使う
- 中古車販売業者の代行サービスを使う
詳しくご説明しますね。
①知人に直接譲る
1つめが知人や友人に直接譲る方法。
顔馴染みの方に譲ったり、売ったりする方はよくいらっしゃいます。
この方法のメリット・デメリットは以下の通り!
メリット |
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デメリット |
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顔見知り同士でのやり取りのため比較的安全な方法だと言えますが、「できるだけ高く売りたい」という方にはオススメできません!
もし高値で売りたい方は、別の方法を探るといいでしょう。
②オークション・フリマのサイトやアプリを使う
2つめはオークション・フリマのサイトやアプリを使うことです。
最近は「メルカリ」「ヤフオク」などのサービスが広まっていますよね。
あなたも一度は使ったことがあるかもしれません!
ご存知ない方が多いかもしれませんが、実はこれらサービスでも車の個人売買ができるんです!
このサービスを使う場合は、以下のメリット・デメリットがあります。
メリット |
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デメリット |
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業者を通さないためお得な取引ができるのはありがたいですよね!
完全な個人売買になりますので、トラブルが生じた時に個人間で処理することになります。
そのためかなり面倒になことになるケースがあるんですね…。
③中古車販売業者の代行サービスを使う
3つめは中古車販売業者の代行サービスを使うこと。
以下のようなメリット・デメリットがあります!
メリット |
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デメリット |
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個人での売買に比べて専門業者が仲介するため、トラブルをかなり防げるんですね。
ただし個人売買にはない手数料がかかるため、買取金額が上がるもしくは売却した時の利益が下がる可能性はあります。
さてここまで個人売買する時の種類についてご紹介してきました。
あなたが個人売買する際にどちらの方法を使うか、判断する手助けになれば幸いです。
続いては個人売買する際に必要な手続き・書類についてご紹介していきますね!
なお「廃車の窓口」なら、個人売買ではなくてもカンタンかつ高値で売れる可能性があります!
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車の個人売買に必要な手続き・書類
ではここからは個人売買する際に必要な手続き・書類についてご説明します!
購入する側・売却する側に分けて、手続きや書類をご紹介しますね。
車を購入する場合の手続き・書類
手続きの流れ
個人売買で車を買う場合は、以下の流れで手続きを行います。
- 車の状態などを確認し、買うことを相手に伝える
- 売買契約をする
- お金を支払う
- 車を引き渡してもらう
- 車・自賠責保険の名義変更をする
- 書庫証明の取得をする
- 任意保険の手続きをする
4で車を引き渡してもらったあとは、できるだけすぐに車の状態を確認しましょう!
「事前に知っていた状態と実際の車の状態が違う」というトラブルがよくあるためです。
また名義変更は忘れがちな手続きですが、実は重要な手続き。
もし忘れて相手名義のまま車を使ってしまうと、事故を起こしたときに前の所有者へ違反通知がいくことになるんですね…。
相手にかなり迷惑をかけ、最悪の場合裁判ごとになりかねません。
後ほど手順はご紹介しますので、必ず名義変更の手続きをしましょう!
必要な書類
個人売買で車を買うなら、以下の書類を準備してください!
- 車庫証明
- 印鑑登録証明書
車庫証明の申請書は、車庫がある地域を管轄している警察署で入手できます。
また車庫があなたのものか借りているものかによって、必要書類が変わってくるんです。
印鑑登録証明書は、お住まいの地域にある役所で交付してもらえます。
本人確認書類を持って役所に行ってくださいね。
ここまで車を購入する際の手順・書類についてご紹介してきました。
続いては個人売買する上で注意していただきたい点をご説明しますね!
車を売却する場合の手続き・書類
手続きの流れ
車を個人売買で売る場合、以下の流れで手続きを行います。
大前提として、車を出品する際に正確な写真を載せてくださいね!
写真と実際の車にかなり差があると、購入者とトラブルになりかねません。
- 車を買いたい人へ対応する
- 売買契約をする
- 入金を確認する
- 車を引き渡す
- 車・自賠責保険の名義変更をする
- 任意保険の解約をする
4で入金を確認したら、トラブルを避けるためにできるだけ早めに車を引き渡しましょう!
必要な書類
車を個人売買で売る際に、必要な書類は以下の通りです。
元々持っている書類 |
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用意すべき書類 |
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これらの書類は売却する際に必要ですので、忘れず用意してください。
なおご自分で用意する書類については、下記リンクにテンプレートがございます。
DLして印刷すればカンタンに用意できますので、ぜひ参考にしてくださいね!
さてここまで、車を売却する際の手続きの流れ・書類についてご説明しました。
続いては車を個人売買するときの注意点をご紹介していきますね!
なおここまで書類などをご紹介したなかで「個人売買って面倒くさいな…」と思った方がいるかもしれません。
実際、個人売買だと手続きが面倒で時間がかかりますし、トラブルもかなり多いんですね…。
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車の個人売買で注意すべき点
ここからは個人売買する際に注意すべき点をご紹介しますね。
名義変更が必要になる
先ほど手続きをご紹介する中でもご説明しましたが、車の個人売買では名義変更が必要です。
基本的には買う方が手続きをしましょう!
もし名義変更せずに車に乗り続けてしまうと、以下のトラブルが起きるかもしれません…!
- 事故を起こしたときに前の所有者へ違反通知が届いてしまう
- 前の所有者へ自動車税の納付書申請書が届いてしまう
手続きは運輸支局を行います。
まずは以下の書類を用意してください。
必要な書類 |
|
手続き場所で用意する書類 |
|
「必要な書類」のうち、車庫証明・印鑑証明書以外は旧所有者の方からいただけるはずです。
必要な情報がしっかりと記載されているかチェックしてくださいね!
そして書類が揃ったら、以下の流れで名義変更の手続きをしましょう。
名義変更の流れ
-
書類を準備する
-
最寄りの運輸支局へ行く
-
配布された書類を記入、持参した書類と合わせて提出する
-
運輸支局に隣接した税事務所で税金の申告をする
-
「環境性能割」を支払う
-
ナンバープレートを交換する
名義変更時には「環境性能割」という税金を支払う必要があります。
この後すぐご説明します!
なおナンバープレートの交換は、旧所有者と同じ管轄の運輸支局を利用しているなら交換しなくても大丈夫です。
また今回ご紹介した方法は、普通自動車での名義変更の手続きです。
もし軽自動車で個人売買する方や、さらに名義変更を詳しく知りたい方は以下の記事をぜひご覧くださいね!
購入には税金がかかる
車を個人売買で買った場合、税金がかかってしまうんです。
それが先ほどもご紹介した「環境性能割」のことで、車の燃費によって支払う金額が変わります。
環境性能割は以下の計算式で金額が決まります。
取得価格(課税標準基準額 × 残価率)× 0〜3% = 環境性能割の金額
(参考:「自動車取得税」が廃止!「環境性能割」の導入・臨時的軽減! |経済産業省)
取得価格が50万円以下の場合、この税金は非課税になります。
またパーセンテージの割合は燃費基準を達成しているかによって異なりますので、詳しい情報は経済産業省のページを参考にしてくださいね。
ローンが残っていると売買できない可能性がある
大前提として、車のローンの支払いが完了していないと売買すらできないかもしれません!
もし名義がローン会社などの場合は、ローンを完済しないと売却できません。
またローン契約によっては、完済していたとしても名義が会社であれば個人売買できないなど禁止事項を盛り込んでいるケースも。
まずはローンを完済し、所有権解除の手続きをしたあとに個人売買を行いましょう。
所有権の解除をする際は、車の買ったときの営業担当に連絡してください。
その後以下の書類を用意し、名義先の会社に郵送します。
- 自動車検査証(車検証)
- 印鑑証明書
- 委任状
- 完済証明・契約終了のご案内など
- 書類交付依頼書
- 自動車税納税証明書
- 返信用封筒と切手
さらに自賠責保険は、廃車手続きをしない限り解約できません。
一方で車を買う方は名義変更の手続きをすることで、残存期間をそのまま引き継げます。
ですので車を売る方は自賠責保険の残り期間も考慮し、売却価格を設定しましょう。
離島だと運輸料がかかる
こちらはご存知の方も多いかと思いますが、北海道・沖縄・島嶼部を介した輸送をする場合、運輸料がかなり高くなります。
ですので先ほどお伝えした場所にお住まいの方は、売買契約の際にあらかじめ伝え、運輸料が高額になることを伝えましょう。
さてここまで車の個人売買で注意すべき点をご紹介しました。
最後に個人売買でよくあるトラブルを見ていきましょう!
車の個人売買でよくあるトラブル
個人売買でよくあるトラブルは以下の3点です。
- 代金が支払われない
- 名義変更をしてもらえない
- 買った車が事故車だった
詳しくご説明しますね。
代金が支払われない
1つめは代金が支払われないケース。
この場合は詐欺罪となる可能性があります。
ですので売買契約の内容を用意し、お近くの警察署の相談窓口へ問い合わせてみましょう。
名義変更をしてもらえない
2つめが名義変更をしてもらえないケース。
名義変更は面倒な手続きな上、書類の不備があったり忙しかったりするとどんどん後回しにしがち。
そのため車を引き渡してから時間が経ったにもかかわらず、名義変更されないトラブルがよくあるんです。
まずは買った方に連絡し、名義変更の手続きをしているか確認しましょう。
もししていなかった場合は早めに手続きするよう促し、何度連絡しても手続きしてもらえない場合は警察・弁護士に相談してくださいね。
買った車が事故車・盗難車だった
3つめは買った車が事故車だったケース。
完全な個人売買をする場合、車の状態は写真でしか確認できないことが多いです。
さらに実際の車を確認できるのが代金支払い後になるため、「実は事故車・盗難車だった」というトラブルが起きる可能性があります。
事故車は車のフレーム部分が損傷している車のため、状態が悪いことが多いです。
もし事故にあえば車にかなりの被害が生じるため、できれば避けたいもの。
さらに盗難車であるケースもあります。
基本的には購入時にしっかりと情報を集め、細かいところまで売主の方に聞くようにしましょう。
なお、事故車かは「日本自動車査定協会」に依頼すれば調査してもらえます。
まとめ
この記事では「車の個人売買」についてご説明してきました!
個人売買は多くのメリットがある一方で、トラブルが多いなどデメリットもあります。
そのためやり取りする際は、できるだけ慎重に取り組んでくださいね。
なお「廃車の窓口」なら面倒な手続き・レッカー移動など無料で代行し、車をお引き取りさせていただきます。
ボロボロの車・車検が切れた車などでも買取させていただく可能性がございますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね!
以上、「廃車の窓口」の橋本でした。
あなたの悩みが解決されることを祈っています。
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