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自動車税や重量税は13年目で上がる!普通車・軽自動車ごとの税額

更新日

2021年6月15日

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自動車税・自動車重量税

「13年目で自動車税が上がった!」
「なんで税額が上がるんだろう?」

あなたは今こんな悩みを抱えていませんか?

こんにちは!「廃車の窓口」の橋本です。
乗っている中古車がそろそろ13年経つんですが…なんで上がってしまうのでしょうか?

自動車を持っている方は、これまで自動車税や自動車重量税などの税金を払ってきたかと思います。
これら税金は新車登録から主に13年目を境に税額が上がるんです!

なぜ上がってしまうかと言うと、カンタンに言うと環境への負荷を減らすため。
古い車は排気ガスの基準が現在よりも甘かったため、できるだけ古い車より新しいエコカーに乗ってほしいという意図があります。

2002年から施行された『自動車税種別割のグリーン化税制』によって、エコ性能が高い車は税金が軽くなる一方で、新規登録から一定年数が経った車は税金が重くなるんですね。

今回は自動車税や重量税について、どのくらい税額が上がるのかを詳しくご説明します!
普通・軽自動車ごとにご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

あなたのお悩み解決の手助けになれば幸いです。
それでは参りましょう!

「増税する前に車を手放したい」そんな方は「廃車の窓口」にお任せください。
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自動車税は11年または13年目で増額

まずは自動車税についてご説明します。
自動車税の場合、車種ごとに以下の年月で増額されるんです。

  • ガソリン・LPG車(エコカーを除く):新規登録から13年
  • ディーゼル車:新規登録から11年

今回は普通自動車・軽自動車ごとに増額される自動車税の金額をご紹介しますね。

普通自動車の場合軽自動車の場合

普通自動車の場合

そもそも普通自動車の自動車税は、排気量によって変わるんです。
では排気量ごとに、13年(11年)前後でどのくらい税額が変わるのかをご覧ください!

これまでの自動車税に比べ15%ほど増額されるんですね。

排気量 13年未満 13年以降
1,000cc以下 29,500円 33,900円
1,000〜1,500cc以下 34,500円 39,600円
1,500〜2,000cc以下 39,500円 45,400円
2,000〜2,500cc以下 45,000円 51,700円
2,500〜3,000cc以下 51,000円 58,600円
3,000〜3,500cc以下 58,000円 66,700円
3,500〜4,000cc以下 66,500円 76,400円
4,000〜4,500cc以下 76,500円 87,900円
4,500〜6,000cc以下 88,000円 101,200円
6,000cc〜 111,000円 127,600円

一方で、自動車税は制度によって安くなるケースがあるんです。
詳しくご説明しますね。

「グリーン化特例」についてチェック

軽自動車の場合

軽自動車は普通自動車とは違い、排気量に関係なく自動車税が課されます
また現状の税率は、登録した時期によって金額が違うんです。

では税率ごとに自動車税の金額をお伝えします。

<平成27年3月31日までに新規登録した車>

13年未満 13年以降
乗用 自家用 7,200円 12,900円
営業用 5,500円 8,200円
貨物用 自家用 4,000円 6,000円
営業用 3,000円 4,500円

<平成27年4月1日以降に新規登録した車>

13年未満 13年以降
乗用 自家用 10,800円 12,900円
営業用 6,900円 8,200円
貨物用 自家用 5,000円 6,000円
営業用 3,800円 4,500円

(参考:総務省|地方税制度|平成28年度から軽自動車税の税率が変わります

新規登録から13年目以降の税額は共通なんですね。

なお軽自動車にはディーゼル車がほぼ存在しないため、11年目という目安については触れておりません。

「グリーン化特例」で新車の自動車税が安くなるかも

先ほどもお伝えしましたが、自動車税が上がってしまうのは「グリーン化特例」によって環境にいい車に買い換えるよう促すためです。
逆に言えば、グリーン化特例によって自動車税が安くなる可能性もあります!

この特例では排ガスや燃費の基準によって、自動車税が50~75%も軽減される可能性があるんです。

<2019年4月1日〜9月30日までに新規購入した普通車>

排気量 税額 75%
軽減
50%
軽減
1,000cc以下 29,500円 7,500円 15,000円
1,000〜1,500cc以下 34,500円 9,000円 17,500円
1,500〜2,000cc以下 39,500円 10,000円 20,000円
2,000〜2,500cc以下 45,000円 11,500円 22,500円
2,500〜3,000cc以下 51,000円 13,000円 25,500円
3,000〜3,500cc以下 58,000円 14,500円 29,000円
3,500〜4,000cc以下 66,500円 17,000円 33,500円
4,000〜4,500cc以下 76,500円 19,500円 38,500円
4,500〜6,000cc以下 88,000円 22,000円 44,000円
6,000cc〜 111,000円 28,000円 55,500円

<2019年10月1日〜2020年3月31日までに新規購入した普通車>

排気量 税額 75%
軽減
50%
軽減
1,000cc以下 25,000円 6,500円 12,500円
1,000〜1,500cc以下 30,500円 8,000円 15,500円
1,500〜2,000cc以下 36,000円 9,000円 18,000円
2,000〜2,500cc以下 43,500円 11,000円 22,000円
2,500〜3,000cc以下 50,000円 12,500円 25,000円
3,000〜3,500cc以下 57,000円 14,500円 28,500円
3,500〜4,000cc以下 65,500円 16,500円 33,000円
4,000〜4,500cc以下 75,500円 19,000円 38,000円
4,500〜6,000cc以下 87,000円 22,000円 43,500円
6,000cc〜 111,000円 27,500円 55,500円

(参考:自動車税種別割年税額一覧表 - 愛知県

また軽自動車にもグリーン化特例が設けられています!
対象は2017年4月1日から2021年3月1日までに新規登録した車です。
こちらは25~75%の自動車税が軽減されます。

<グリーン化特例で軽減される自家用軽自動車>

標準税額 10,800円
25%軽減 8,100円
50%軽減 5,400円
75%軽減 2,700円

(参考:軽自動車税(種別割)のグリーン化特例(軽課)|鹿児島市

なお軽減されるのは、購入した次の年度分の自動車税(軽自動車税)のみですのでご注意ください。

自動車重量税は13・18年目で増額

続いては自動車重量税についてご説明します!
この税金は車の重量ごとにかかります。

自動車重量税の場合、13年目と18年目に2回税額が上がってしまうんです!
これは普通自動車・軽自動車ともに共通なんですよ。

それぞれ詳しくご説明しますね。

普通自動車の場合軽自動車の場合

普通自動車の場合

普通自動車の重量税は、0.5tごとに税額が増え続けます。

重量 〜13年 13年〜 18年〜
0.5t以下 8,200円 11,400円 12,600円
〜1t 16,400円 22,800円 25,200円
〜1.5t 24,600円 34,200円 37,800円
〜2t 32,800円 45,600円 50,400円
〜2.5t 41,000円 57,000円 63,000円
〜3t 49,200円 68,400円 75,600円

(参考:自動車:自動車重量税額について - 国土交通省

重量税は13年経過すると40%、18年経過するとさらに10%増えるんですね。

軽自動車の場合

軽自動車は重量に関係せず、一律で6,600円です。

標準税額 6,600円
13年〜 8,200円
18年〜 8,800円

(参考:自動車:自動車重量税額について - 国土交通省

13年経過で約24%、18年で約7%の重課があります。
元の金額がそこまで多くないため、増額はそこまで影響がないんですね。

「エコカー減税」で重量税が減る可能性があります

一方で、重量税は「エコカー減税」によって減税するかもしれないんです!

「エコカー減税」とは、環境に優しいエコカーの購入者を優遇する制度のこと。
国土交通省が定める基準を満たす車であり、対象車を購入すれば環境性能の高さに応じて自動車重量税が25〜75%ほど減税されます!

減税される重量税の目安は、おおむね以下の通りです。

<普通自動車>


通常車 エコカー
免税 50%
25%
0.5t以下 12,300円 0円 3,700円 5,600円
〜1t 24,600円 7,500円 11,200円
〜1.5t 36,900円 11,200円 16,800円
〜2t 49,200円 15,000円 22,500円
〜2.5t 61,500円 18,700円 28,100円
〜3t 73,800円 22,500円 33,700円

<軽自動車>

通常車 エコカー
免税 75%
50%
25%
9,900円 0円 1,800円 3,700円 5,600円

エコカーの減税基準は以下のPDFを参考にしてくださいね。
エコカー減税(自動車重量税)の概要|国土交通省

自動車重量税の正確な金額は国土交通省などで調べられる

エコカー減税対象となる条件には、細かな燃費基準の達成水準のほかに、新規登録する期間も定められています。
また減税額は車種やグレード、車の年式によって違うんです。

正確な自動車重量税を確認するには「次回自動車重量税額照会サービス」を利用しましょう!
車検証に記載された車台番号と車検日を入力するだけで、車ごとの正確な重量税を調べることができます!

自動車・重量税が増税される前に買い換えがオススメ!

さてここまで自動車税や重量税の増額について説明してきました。
ご紹介した通り、税額は一定期間を過ぎるとかなり高額になってしまいます

そのまま払い続けるのもしんどいですし、その上13年もの年数が経った車はいろいろな箇所が故障しはじめてしまうんですね。
ですので税金が上がった車は、費用を考えれば乗り続けるよりも、廃車にして新しい車に乗り換えた方が経済的なんです!

ちなみに「廃車の窓口」では、どんな状態の車でもお引き取りさせていただきます。
さらに廃車の手続きやレッカー車での引き取りまで、すべて無料!

無料査定ができますので、気になる方は右のフォームからぜひチェックしてくださいね。

まとめ

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
自動車税についての疑問は解消されたでしょうか?

記事でもお伝えした通り、税金はかなり上がってしまいます。
ですので税金が上がる前に、廃車を検討してみるといいかもしれません
廃車でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね

以上、「廃車の窓口」の橋本でした!
あなたの生活がより豊かになることを祈っています。

この記事を監修した車の専門家

スタッフの写真

斎藤たくや

カーソムリエの斎藤です。自動車税は13年を境に、かなりの金額が加算されてしまいます。ですので税金が上がる前に、エコカーなど新しい車に買い換えるのをオススメします!

更新日

2021年6月15日

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