古い車を高く売るには?オススメの買取先・高価買取のコツ
廃車買取の専門家が丁寧に教えます!
>>この人が書いた他の記事「ボロボロの古い車を売りたいけど…、買い取ってもらえるのかな?」
「10年以上前の車だけど、少しでも高く売るにはどうしたらいいんだろう?」
「廃車の窓口」受付担当の橋本です。
今回は古い車の買い取りについてお話していきます。
古い車とはいえ長年乗ってきた愛車。
できれば手放す時には高く買い取ってほしいですよね…!
確かに古い車の買取先を選ぶのは難しいですし、普通に解体業者に頼むと費用がかかってしまいます。
ですが古い車や動かない車であっても、買取先をしっかりと選べば買取してもらえるんです。
オススメの買取先は次の4つ。
- 廃車買取業者
- ディーラー・中古車買取業者
- オークションや個人売買
- 旧車専門買取業者
この記事では上記の「古い車でも買い取ってもらえる買取先」についてはもちろん、車を「少しでもおトクに売る方法」なども紹介していきます。
読み終わる頃には車をどこに買い取ってもらえばいいのか、高く売るにはどうすればいいのかが分かるはずです。
古い車のお悩み、いっしょに解決していきましょう!
※「古い車を高く買い取ってほしい」そんな方は「廃車の窓口」にご相談ください!
手続きの代行・車の引き取りなどすべて無料でさせていただきます。
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古い車でも高価買取してもらえる理由
10年以上乗ってきた古い車でも買い取ってもらえる…それは何故なのか気になる方が多いのではないでしょうか?
ではここからは古い車でも高価買取してもらえる理由についてご説明しますね。
中古車として価値があるから
古い車でも買い取ってもらえる1つめの理由は「中古車として価値がある」から。
「古い車って中古車としては売れないでしょ?」と思われている方が多いかと思いますが、実は価値があるんです!
古い車とはいえ、しっかりと車検・整備を行っていれば問題なく走れることが多いはず。
もしあなたのお車が走れる状態なら「短い間乗れればいいから、とにかく安く車を買いたい!」という人にとってピッタリな存在なんです。
何故なら年式が古い(低年式)の場合、中古車市場では販売価格が安いから。
あえて古い車を選ぶ方もいるくらいですから、中古車として価値がつく可能性があります。
また国内ではなく海外でも、「走れるが古い車」は中古車として需要があります。
とくに日本車は海外でも人気で、海外へ中古車を輸出する業者に高く買い取ってもらえるんです。
海外ではタイミングベルトなどの部品を何度も整備し、車を長く乗り続けるケースが多くあります。
そのため古い車でも中古車として需要があるというわけです。
部品・素材単位で価値があるから
古い車でも買い取ってもらえる2つめの理由は「部品・素材単位で価値がある」から。
走れない・修理できないような中古車としても売れない状態の車でも、部品・素材としての価値があるんです!
たとえば次のような部品をリサイクルできます。
- 外装の部品(ドア、バンパーなど)
- 内装の部品(シート、スポンジなど)
- 内部の部品(エンジン、ラジエーターなど)
古い車の部品は残っている数自体が少ないため、貴重なケースが多いです。
そのため人気の車種によっては部品を高く買い取ってもらえることも!
また部品が使えなかったとしても、鉄・アルミなどの資源として活用できます。
鉄などの資源は日本でカンタンに採掘できないため、需要が高いんです。
ここまで古い車を買取してもらえる理由をお伝えしました。
あなたの車も買い取ってもらえるチャンスがあると知っていただけたでしょうか?
では次に古い車のオススメ買取先についてご紹介します!
もし「すぐにでも古い車を買い取ってほしい!」という方は「廃車の窓口」にご相談ください!
全国で買取対応をさせていただきますので、30秒で入力できる右側の査定フォームからお気軽にご依頼してくださいね。
経過年数10年超えでもOK!古い車の買取先4選
最初にお話しした通り、古い車を買い取ってくれるのは以下の4つです。
- 廃車買取業者
- ディーラー・中古車買取業者
- オークションや個人売買
- 旧車専門買取業者
それぞれの買取先について、詳しく説明していきます。
なお新車は購入から13年経つと自動車税などの税金が上がってしまいます。
さらに車の劣化が進むと修理する箇所が増えるため、維持費がどんどん増えてしまうかもしれないんです…。
買取先①:20年落ちでもOK!『廃車買取業者』
もしあなたの車の年式が10〜20年、または自走できないような不動車なら、真っ先におすすめしたいのが廃車買取業者です。
車の年式が10年以上前になる「10年落ち」の状態になると、車としての価値はかなり下がってしまいます。
年式が15年を超えた車はディーラーや中古車買取業者では買取を断られたり、逆に廃車費用を請求されてたりしまうことも珍しくありません。
不動車も同じように、買い取ってもらうどころか廃車費用を請求されてしまったり、レッカー代を請求されることが多いです。
廃車買取業者ではこのような買取を断られた車や値段が付かなかった車、不動車も買い取ってもらえる可能性が高いんですね!
廃車買取業者は車としての総合価値のほか、パーツや鉄素材としての価値でも車に値段を付けます。
国内はもちろん海外にも販売経路を持っているので、どんな車でも買い取ることができるのです。
もし買い取って欲しい車の経過年数が10年以上、または不動車の場合は、廃車買取業者に査定をお願いしてみるといいでしょう。
まずはラクラク無料査定で、価格を調べてみてくださいね。
買取先②:状態がいいなら『中古車買取業者』
新車を購入してから10年経っていない場合、または走行距離が10万km以下なら、中古車買取業者に売却するのがオススメ。
中古車買取業者はその名の通り、中古車を整備して販売する業者のこと。
経過年数や走行距離が短いと、車の劣化が進んでいないため中古車として価値が高いんです!
また定期的にメンテナンスしていれば良い状態をキープできるため、状態の悪い車よりも買い取ってもらえる確率は大きく上がります。
参考までに、価格.comであなたの車がいくらくらいで流通しているか調べてみるとよいでしょう。
買取先③:直接取引で高値を狙うなら『オークションや個人売買』
「ある程度面倒な作業をしてもいいから、できるだけ高値で売りたい」
そんな方はオークションや個人売買を使って売却するのがオススメです!
オークションで車を売る
ヤフオクなどのオークションサイトでは、一般の方が直接取り引きをしています。
基本料金や月額利用料などはかからず、落札金額の10%を手数料として支払うシステムです。
売値と買値に10%しか差がないので、うまく落札されたら高値で売れる可能性が高いです。
反面、手続きや運搬などは自分で手配しなくてはいけないので、諸経費も含めて計算する必要があります。
また、売った車が買い手のイメージとかけ離れていた場合、トラブルになりかねない点も注意が必要です。
場合によっては返品となり、経費だけがかかってしまうリスクもあります。
手間やリスクはありますが、最大のリターンを追求したい方にオススメです。
個人売買で車を売る
一般オークションはオークション運営会社に10%の手数料を支払う必要がありますが、個人売買の場合は手数料もかからないので、買値=売値となります。
そのため、最も高く売れる可能性があるのが個人売買です。
高く売れるならいいじゃない!と思われるかもしれませんが、まずはあなたの車を買ってくれる知り合いを探す必要があります。これがとても難しいのです。
なぜなら双方が提示する条件・金額などが合う必要があるから。
また、大きなお金のやり取りになるので、トラブルにも注意が必要です。
オークションの相手は見知らぬ人ですが、個人売買だとそうはいきません。
他の知り合いや家族など、周囲を巻き込んだトラブルに発展する可能性があります。
買取先④:お持ちの車がクラシックカーなら『旧車専門買取業者』
低年式車の中には、『クラシックカー』と呼ばれる一部のマニアの中で高値で取引されるものがあります。
このような車は、もし近くに旧車専門買取業者があれば査定してもらうといいでしょう。
クラシックカーの定義は曖昧なことが多いので具体的な車種を書くことは避けますが、デザインや性能が高く評価され、低年式であっても「欲しい!」と思う方が多いのです。
とはいえ古い車に違いはないので、部品交換やオイル交換など、こまめにメンテナンスを行ってきたことが高値の条件にはなります。もし近くに専門店があれば、査定してもらうと良いでしょう。
依頼前にチェック!古い車を高く買い取ってもらうコツ
古いとは言え、愛着のある車。できれば高く買い取って欲しいですよね。
ズバリ、古い車を高く買い取ってもらう秘訣は次の4点です。
- 車両情報を正確に伝える
- 引き取り費用・手数料が無料の業者を選ぶ
- 還付金を受け取る
- 複数の業者に査定を頼む
それぞれ、詳しく紹介していきます。
車両情報を正確に伝える
査定の際は年式や修理歴などの車両情報を正確に伝えましょう。
正確な情報が分からないとその車の価値を判断することができません。
どうしても不安要素が残るので、買取業者も査定額を下げざるを得ないのです。
ちなみに査定時には以下のポイントを確認されることが多いです。
- 年式
- 走行距離
- 内装
- 外装
- エンジン
なお年式などについては、車検証があると正確な情報がわかります。
基本的にはダッシュボードなどに保管してあるとは思いますが、念のため確認しておくと良いでしょう。
引き取り費用・手数料が無料の業者を選ぶ
車を買取に出す際は、車の引き取り費用や手数料が無料の業者を選ぶようにしましょう。
廃車買取業者に限ったことではありませんが、車を売る際には車の引取料や、各種手続料が請求されることが多いです。これらは業者の選び方ひとつで無料になります。
査定額から引かれることもあるので、見積書をしっかり確認しましょう。
手前味噌で大変恐縮ですが、「廃車の窓口」は引取料や手続料がすべて無料です。
車の査定金額ほぼそのままの金額を受け取ることができますよ。
さらに面倒な廃車手続き等も全て代行!
スマホやパソコンから30秒もかからずに査定を申し込めます。
気になる方は右の査定フォームからご依頼くださいね。
還付金を受け取る
車を廃車にする際、自動車税の還付金を受け取ることができます。
自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有している場合に納付する税金です。
向こう1年分の税金を前払いで納付するため、車を所有しない期間があれば、その分の税金が戻ってくるのです。還付には手続きが必要なので、忘れずに行いましょう。
また、廃車買取業者の中には、還付金の存在をお客様に知らせず自社のものとする業者もいます。
お客様も納得してお願いするのであればいいのですが、還付金のことを知らせずに取引をするのはフェアではありませんよね。
還付金は受け取れるのか、査定時にしっかり確認してみてください。
複数の業者に査定を頼む
業者にお車の査定を依頼するときは、複数の業者にお願いしましょう。
オススメは大手の買取店2社、地元の買取店2社、計4社の組み合わせです。
まず大手の買取店はその販売経路の豊富さが強み。
数ある中から最も高く売れる販売経路を選べるので、買取額も高くなりなりやすいです。
大手企業ならではの安心感も魅力の一つと言えます。
また地元の買取店は、査定額がある程度柔軟であることが強みです。
大手の買取店は組織が大きいため、関連部署の人件費など様々なコストも利益によってまかなう必要があります。
社長さんが直接営業を担当している買取店も多いので、価格交渉に柔軟に対応してくれることもあります。
販売経路や特色の違う2つの業者に査定してもらうことで、高値を引き出しやすくなります。
ぜひこの組み合わせを参考に、査定をお願いしてみてください。
ちなみに査定ですが一括査定はオススメできません!
一括査定は一見ラクだしおトクなように見えますが、その査定額はオートオークションという車関連の業者だけが参加できるオークションの価格によって決まっています。
20〜30社の見積もりを取ったとしても、どれも似たような査定額になってしまうことが多いのです。
『数ある見積もりの中から、より高い査定額を選べる』というメリットよりも、連絡の負担の方が大きくなってしまうというワケです。
前述のとおり査定依頼は数社に絞り、お互いに競わせるように交渉を進めるようにしましょう。
たとえば「実はA社さんでも見積もりを取っていて、向こうは〇〇万円だったんですよね…」といった具合です。
そんなことを言ったら気分を悪くされるのでは?と心配される方もいるかと思いますが、向こうもプロの営業マン。比較されることは百も承知のはずなので、遠慮する必要はありません。
しっかり交渉して、高値を引き出しましょう。
「廃車の窓口」でも古い車を買取します!
さてここまで古い車の買取先や高く売るコツについてご紹介してきました!
ここまでの情報を元に、さっそく買取先を探している方がいるかもしれませんね。
手前味噌ではありますが「廃車の窓口」でも古い車の買取を行っております!
「廃車の窓口」なら引き取りが確定次第、最短1日でお伺い。
さらに引き取りのレッカー車代、廃車手続きの代行費用は基本無料なんです。
年中無休・全国で買取対応していますので、気になる方は右の査定フォームからお気軽にご依頼ください。
また参考までに「廃車の窓口」で買取させていただいた古い車(低年式車)をご紹介します。
※買取金額は車の状態・時価によって変動します。
買取価格 | 70,000円 |
車種 | BMW 5シリーズ |
年式 | 平成9年 |
走行距離 | 12万km |
備考 | 長期放置 |
買取価格 | 25,000円 |
車種 | トヨタ セルシオ |
年式 | 平成13年 |
走行距離 | 20万km |
備考 | 長期放置 |
「古い車を売りたい!」と考えている方は、ぜひ「廃車の窓口」にご相談くださいね!
なお売却する際に必要な書類については、以下の記事で詳しくまとめています。
事前に書類について知っておきたい方はぜひ参考にしてくださいね!
まとめ
ここまで、ボロボロになった古い車や10〜20年落ちの低年式車を納得価格で売るために、知っておくべきことをお話してきました。少しここでおさらいしておきましょう。
- 古い車の買取先は4つあり、車の状況で判断する
- 売却の際は車両情報は正確に伝える
- 引き取り費用や手数料が無料のところを選ぶ
- 還付金の手続きを忘れずに行う
ボロボロの古い車や低年式車であっても、あなたの車には価値があります。
ぜひあなたの車にはどんな価値があるか知っておいた上で、業者に査定してもらいましょう。
車を売りに出してしまった後に、
「あそこに査定出してたら、あと5万は高く売れていたかも・・・」
「うまく業者に言いくるめられて、安く売ってしまったかも・・・」
なんて後悔、絶対にしたくはありませんよね?
絶対に後悔しないためには、あなたの車の価値と売りかたの選択肢を知った上で、あなた自身が納得いく業者を選ぶのが一番です。
そしてあなた自身が納得行くのであれば、必ずしも最高値で売ることが正解ではないということも覚えておいてほしいです。
ぜひ良い買取業者さんと出会って下さいね!
それでは、みなさん良きカーライフを!
この記事を監修した車の専門家
斎藤たくや
カーソムリエの斎藤です。新車から年式が経った車でも、買取先はいくつもあります。年式や車の種類に合わせて、適切な買取先を選びましょう。なお古い車を買い取ってもらうときは、車の情報を把握して買取先にしっかりと伝えましょう!
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