車をぶつけたらどう対処すべき?気になる保険や修理費、お詫びの方法
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>>この人が書いた他の記事「車をぶつけてしまった…!」
「どうやって対処すればいいの?」
「今後どうすればいいか不安」
あなたは今こんなお悩みを抱えていませんか?
自損事故や他損事故を起こしてしまうと、とても焦りますよね…。
今後の保険や修理など、たくさんのことを考えてしまっているかもしれません。
不安な気持ちはあるかと思いますが、無理に気負いする必要は決してありませんよ。
車をぶつけたときは、慌てずに落ち着いて手続きすれば大丈夫。
警察や保険会社への連絡など、一つひとつ丁寧に行えば問題なく対応できるはずです!
なお道路交通法に基づき、どんな小さな事故でも警察への通報は必須です。
詳しくは記事で車をぶつけたときの対処法としてご紹介します。
事故のケースごとに合わせてご説明しますので、どんな事故状況の方でも参考にしていただけるはずです。
また使える保険や修理にかかる費用もまとめてご紹介しますね!
あなたの悩みが解決できることを祈っています。
それでは参りましょう!
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【ケース別】車をぶつけたときの対処法
ではさっそく、車をぶつけたときの対処法をご紹介していきますね!
ご紹介するのは以下の2ケース。
- 電柱や壁などにぶつけた(自損事故)
- 人や人の車にぶつけた(他損事故)
あなたの事故状況に合わせたものをチェックしてみてください。
それでは詳しくご説明していきます。
電柱や壁などにぶつけた(自損事故)
ここでは電柱や壁などに車をぶつけた、相手が存在しない自損事故を起こした方に向けて対処法をご紹介していきます!
自損事故の場合は、一般的に以下の流れで対処していく必要があります。
- 車を安全な場所に移動させる
- 警察に連絡し、事故の届出を行う
- 任意保険を契約した会社に連絡する
- 事故現場の状況を確認・記録する
- 他人の所有物を損傷させた場合は、しっかりと謝罪する
詳しくご説明しますね。
①車を安全な場所に移動させる
事故を起こした場合、まずは車を安全な場所に移動させましょう!
移動せずに置いておくと、他の車との事故が発生しかねません。
ですので車のハザードランプをつけて、路肩に寄せてくださいね。
また三角表示板を車の後方に置き、後続車に存在を知らせましょう。
その後道路上に散らばったものを片付け、危険物を除去してくださいね。
二次被害が生まれる可能性もあります!
②警察に連絡し、事故の届出を行う
次に警察へと連絡し、事故の届出を行います。
電柱・ガードレールなどに擦った小さな自損事故でも、事故を起こした場合は警察への通報が必要です。
これは道路交通法第72条で定められた義務ですので、必ず守りましょう!
もし警察への通報しなかった場合は「報告義務違反」として3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金に科せられます。
また警察への通報をせず、危険を除去する義務を怠る・逃げるなどした場合は、「危険防止措置義務違反」として1年以下の懲役または10万円以下の罰金に科せられるんです。
さらに合計7点の違反点数(「安全運転義務違反」2点・「危険防止措置義務違反」5点)がついてしまい、最低30日間は免許停止の処分を受けることに。
ですので事故を起こした場合は、たとえ小さな事故でも警察に連絡し、警察が来るまで決して事故現場から離れないようにしましょう。
また自動車保険を適用するには、警察に届けて事故証明書を発行してもらうことも必要になります。
③任意保険を契約した会社に連絡する
続いて任意保険を契約した会社に連絡しましょう。
事故処理についてアドバイスをもらえるケースもあります。
また自損事故によるケガ・車の故障への補償を保険を使って受けとることもできますので、連絡は忘れずに行いましょう!
④事故現場の状況を確認・記録する
事故が発生した時に、現場の状況をしっかりと記録しておくことも重要です。
壁や電柱などに当たった場合、客観的な情報を持っておくことで、今後の示談交渉で活用できる可能性があります。
ですので事故状況をメモしたり、写真で撮ったりすることで証拠を持っておきましょう。
また車にドライブレコーダーがついているなら、録画データを保存してください。
もしレコーダーの容量がいっぱいだと、古いデータからどんどん削除されてしまいますので、忘れずにPCなどに保存しましょう!
⑤他人の所有物を損傷させた場合は、しっかりと謝罪する
当然ではありますが、他人の家の壁などを損傷させたら必ず所有者に謝罪しましょう。
またその場で連絡先を交換し、手続きなどが完了したら後日改めて謝罪してくださいね。
さてここまで、自損事故の対処法をご紹介してきました。
お伝えした内容にそって対処してくださいね。
また先ほど少しご紹介しましたが、保険を使えば車の修理費用を補償してもらえることも。
では実際にどのような保険が適用されるのか詳しくご説明しますね。
人や人の車にぶつけた(他損事故)
通行人の方や他人の車にぶつけてしまった場合は、以下の流れで対処してくださいね。
- ケガ人がいるか確認し、いる場合は119番通報をする
- 車を安全な場所に移動させる
- 警察に連絡し、事故の届出を行う
- 任意保険を契約した会社に連絡する
- 事故現場の状況を確認・記録する
- 事故相手と連絡先を交換する
それぞれ詳しくご説明します!
①ケガ人がいるか確認し、いる場合は119番通報をする
まずは事故によってケガをしてしまった方がいるか、すぐに確認しましょう。
事故が起きた場合、まずケガ人の救護を優先します。
負傷者を安全な場所に移動させ、119番で救急車を呼びましょう。
電話すると現在地を聞かれますので、詳細な情報を伝えてください。
またケガの具合がひどい場合は、そのまま電話を切らずに応急処置を行うように指示されることもあります。
なお事故が起きるとほとんどの人は興奮するため、ケガをしていても気づかない、もしくは無理をして大丈夫と言うことがあります。
ただ後から痛みが出てくることもありますので、必ず救護してくださいね。
②車を安全な場所に移動させる
ケガ人の救護・119番への通報と同時に、車を安全な場所に移動させましょう!
二次被害を防ぐためにも車のハザードランプをつけた状態で路肩に止めてください。
また三角表示板か発炎筒を車の後方に置きましょう。
できれば道路上に散らばった車の破片も片付け、さらなる事故を防いでくださいね。
③警察に連絡し、事故の届出を行う
次に警察へ連絡し事故の届出を行います。
相手がケガをしていなかったり、車同士でちょっと擦った事故でも、必ず警察へ通報してください。
道路交通法第72条で定められた義務で、通報しないと最低でも3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金に処されます。
また保険を使うのに必要な「事故証明書」の発行も警察が行いますので、通報は必須ですよ。
④任意保険を契約した会社に連絡する
続いて任意保険を契約した会社に連絡しましょう。
事故処理についてアドバイスをもらえるケースもあります。
なお注意点として、事故直後に当人同士で示談交渉はしないでください!
冷静な判断ができない可能性が高いため、当人同士での示談交渉ではトラブルが発生してしまいやすいんです。
示談交渉は互いのケガが完治、もしくは後遺障害認定が終わったあとに行います。
⑤事故現場の状況を確認・記録する
事故が発生した時に、現場の状況を記録しましょう。
なぜなら過失割合によって、賠償金や受け取れる保険金の金額が変わるから。
過失割合とは「発生した事故への責任の割合」のことです。
写真などの事故状況のデータは、過失割合を客観的に判断してもらえる証拠になります。
ですので双方の車の状態を、メモや写真で細かく記録しておきましょう。
また車にドライブレコーダーがついている場合、PCなどに録画データを保存してください。
もしレコーダーの容量がギリギリだと、古いデータからどんどん削除されてしまいます!
客観的な証拠を残すためにも忘れずに保存してくださいね。
⑥事故相手と連絡先を交換する
警察などへの連絡が完了したら、丁寧にお詫びしつつ事故の相手と連絡先を交換します。
なぜならあなたが加入している保険会社から、相手へと連絡をするときに電話番号が必要だから。
相手から電話番号を教えてもらったら、その場で問題なく電話が繋がるか確認してください。
また以下の情報も聞いておくことをオススメします。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 車のナンバー
- 任意保険の保険会社
さらに相手の車の所有者と運転していた方が別人の場合、所有者の情報も確認しておきましょう!
なお先ほどもお伝えしましたが、この場では連絡先の交換のみで示談交渉はしないでください。
後々トラブルになる可能性がありますので、示談交渉は保険会社を通じて行います。
ちなみに停車した車・建物など所有者がわからない場合は、ひとまず警察の指示に従います。
その場を離れていた所有者が戻ってくるかもしれないため、警察が到着するまではその場を離れないでくださいね。
ここまで事故時の対処法を詳しくご説明してきました。
続いては車をぶつけた際に使える保険について見ていきましょう!
車をぶつけたときに使える保険
車をぶつけた場合、ケガの治療費・車や物品の修理費など補償をするために保険を使うことになります。
この時に使える保険は、事故の内容によって変わるんです。
自損・物損・人身事故それぞれで使える保険は以下の通り。
- 自損事故:車両保険
- 物損事故:車両保険・対物賠償保険
- 人身事故:車両保険・対物賠償保険・自賠責保険
それぞれ詳しくご説明しますね。
自損事故で使える保険
被害にあった人がいない自損事故の場合、使える保険は車両保険のみ。
これは修理費用として保険会社から支払われます。
保険会社から支払われる保険金は、基本的に車両の時価で決まります。
ですので車の劣化・損傷が元々激しい場合や、車の年式が古い場合は、車の価値が低いとみなされるんです。
すると修理費用がかなりかかるのにもらえる保険金は少なく、修理費用をご自分で負担する必要があることも。
もし修理費用が膨大で金銭的負担が大きい場合は、廃車すると言う選択肢を考えてもいいでしょう。
「廃車の窓口」なら車の種類・損傷規模などの状況次第で買取させていただきます!
多くの事故車を買取した実績がありますので、お悩みの方はまず無料見積もりをしていただければと思います。
ちなみに事故によって保険を使った場合、「等級」が下がる可能性があります。
等級についてはこちらで詳しくご説明しますね。
物損事故で使える保険
他人の家の壁や電柱などにぶつかった場合は、車両保険・対物賠償保険が使えます。
他人の物に損害を与えてしまったときは、もちろん賠償金を支払わなければなりません。
この場合は、任意保険にある「対物賠償保険」に加入していれば補償されます。
ちなみに対物賠償保険の保険金は、保険加入時に設定した金額が適用されます。
損害が大きな事故では高額な賠償が必要ですので、加入時には保険の補償額を無制限にするのをオススメします!
なお事故で保険を活用すると、保険の等級が下がるかもしれません。
等級については後ほど詳しくご説明します!
人身事故で使える保険
人身事故で使える保険は車両保険・対物賠償保険・自賠責保険の3つです。
まず車の修理費用については、自分の車の修理費用は車両保険、相手の車の修理費用は対物賠償保険を使えます。
また相手がケガをした場合には自賠責保険の利用が可能。
こちらでもらえる保険金は、完治するケガをした・後遺障害を負った・死亡した場合によって異なります。
ただし過失割合で加害者が10割の場合は、自賠責保険で保険金を受け取れません。
この場合は任意保険を活用することになります!
さてここまで保険金について説明してきました。
事故で保険を使った場合は、保険の等級が下がってしまいます。
そもそも等級とは何か、下がるとどんな影響があるのかご説明しますね。
車をぶつけたときに保険を使うと等級が下がる
車の修理・賠償金に任意保険を利用すると、翌年の保険料が増額される可能性があります。
そもそも「等級」とは、事故歴に応じて保険料の割引きや割り増しを適用する仕組みのこと。
加入者の平等性を守るために、事故歴で保険料を調整しているんですね。
一般的に加入時は6等級から始まります。
1年間保険を使わなければ翌年の等級が1つ上がり、保険料も割り引かれると言う仕組み。
もし車両保険・対物賠償保険を利用すると等級が下がり、翌年の保険料が割り増しとなるんですね。
ですので保険を利用する際は、修理費用と翌年の保険料を比較した上で、より金銭的負担が少ない方を選ぶことをオススメします!
車をぶつけたときの修理費用
では車をぶつけたとき、車の修理費用はどのくらいになるのでしょうか?
今回はディーラーと板金業者に頼んだ場合の費用をそれぞれ解説します。
なお修理費用は車の状況によって大きく変わりますが、場合によっては数十万円もかかることも。
このような場合は修理せずに廃車し、お金に変えることをオススメします!
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ディーラーに頼んだ場合
修理費用は、ディーラーや損傷した箇所の面積やへこみ具合によって異なります。
以下の金額を目安にしてくださいね。
- バンパーの損傷:10×10cm以内で約21,000円
- フロントドアの損傷:10×10cm以内で約24,000円
ディーラーなら自社の商品である車に詳しい整備士が、純正パーツを使用して修理をしてくれます。
そのため費用は高くなる傾向がありますが、安心して任せられるんですね。
板金業者に頼んだ場合
修理費用の目安は、以下の通り。
- バンパーの損傷:10×10cm以内で約7,000円
- フロントドアの損傷:10×10cm以内で約10,000円
板金業者では純正以外のパーツを使用するため、ディーラーよりも費用を抑えられます。
ただディーラーに比べ業者ごとの質に差があります。
納得できる修理をするためにも、いくつかの業者で事前に見積りを取って比較しましょう!
ぶつけた車は修理するよりも廃車がお得なことも
先ほどもお伝えした通り、保険金が少ない場合や車の年式が古く状態が悪い場合は、廃車がオススメ。
なぜなら事故車は修理しても「事故車」として扱われるため、乗り続けて中古車として売っても価値が低いんです。
さらに一度事故で車が傷ついているため、場合によっては脆くなってしまっている可能性も。
ですので廃車にすることでお金に変え、新しい車の購入費に当てる方がいいんですね。
なお「廃車の窓口」ならレッカー・廃車手続きなど無料でお引き取りさせていただきます!
すべて弊社で手続きしますので、あなたの負担ができる限り少ない状態で手放せるんです。
また一例として、買取させていただいた事故車の買取金額などをご紹介します。
買取金額 | 70,000円 |
車種 | トヨタ ハリアー |
年式 | 平成17年 |
走行距離 | 12万km |
買取金額 | 175,000円 |
車種 | ダイハツ タント |
年式 | 令和元年 |
走行距離 | 0.6万km |
買取金額は無料査定フォームから確認できますので、気になる方はぜひ右の査定フォームをチェックしてください!
まとめ
さてこの記事では車をぶつけた際の対処法を中心にご紹介していきました。
事故が起きるとかなり焦ってしまうかと思いますが、ご紹介した内容を元に、落ち着いて対処してくださいね。
なお「車がボロボロだし手放そうかな…」という方はぜひ「廃車の窓口」にご相談ください。
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気になる方はお気軽にご相談くださいね。
以上、「廃車の窓口」の橋本でした!
あなたのお悩みが問題なく解決できれば幸いです。
この記事を監修した車の専門家
斎藤たくや
カーソムリエの斎藤です。車をぶつけたときの対応は、冷静かつ丁寧に行う必要があります。事故で混乱しているかと思いますが、双方が納得する形で決着させるためにも一つひとつの手続きを着実に進めてくださいね!
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