【徹底ガイド】免許返納の手続方法・必要書類・特典まとめ
廃車買取の専門家が丁寧に教えます!
>>この人が書いた他の記事「免許を返納したい」
「どうやって手続きすればいいんだろう?」
「手続きには何が必要なんだろう?」
今回は「免許の返納」についてお話ししていきたいと思います。
結論からお伝えしますと、免許の返納は下記の4ステップで進めていきます。
- 手続きに必要なものを準備する
- 警察署や免許センターで手続きする
- 自動車保険を解約する
- 不要になった車を処分する
手続きにはどんなものが必要なんですか?
手続きに必要なものは、「運転経歴証明書」を発行してもらうか、本人が手続きするか、代理の方が手続きするかで内容が変わります。このあたりは本文で詳しく紹介していきますね。
また、記事後半では免許を返納すると受けられる特典や支援についても紹介していきます。
各自治体では免許を返納された方が不自由を感じることのないよう、特典や支援を受けられるようになっているんです。
特典や支援はとてもお得な内容になっているので、ぜひ確認してくださいね。
免許返納のお悩み、一緒に解決していきましょう。
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免許返納4ステップ!手続きの流れと必要なもの
冒頭でもお伝えしたとおり、免許返納とその後の手続きは下記の4ステップで進めます。
- 手続きに必要なものを準備する
- 警察署や免許センターで手続きする
- 自動車保険を解約する
- 不要になった車を処分する
それぞれ、詳しく紹介していきます。
①手続きに必要なものを準備する
まずは免許返納の手続きに必要なものをそろえましょう。
必要書類は「運転経歴証明書」が必要か不要かで変わるので、
- 運転経歴証明書が必要な場合
- 運転経歴証明書が不要な場合
に分けて紹介していきます。
それぞれ代理の方が手続きするときに必要な書類も紹介するので
「お父さんの免許を代理で返納したい!」
というような場合も、ぜひ参考にしてくださいね。
運転免許証の代わりに公的な身分証明書として使うことができるほか、お店などで提示すると特典を受けられることもあるので、基本的には発行してもらうのがオススメです。
運転経歴証明書の特典については、この記事後半で詳しく紹介していますよ。
「運転経歴証明書」が必要な場合
まずは「運転経歴証明書」が必要な場合の準備物です。
申請時には下記のものが必要になります。
- 運転免許証
- 認印
- 交付手数料1100円
- 申請用写真1枚(3×2.4cm)
また家族など代理の方が手続きする場合は、上記のもののほかに
- 委任状
- 代理の方の身分証明書(住所、氏名、生年月日がわかるもの)
→免許証、住民票、マイナンバーカード、健康保険証、パスポートなど
が必要です。
委任状は各自治体で指定様式が違うので、免許センターなどに問い合わせてみると良いでしょう。
なお「運転経歴証明書」は、レターパックライト(青色、370円)を持参すれば郵送受取も可能です。
「運転経歴証明書」は申請場所によっては発行までに日数がかかります。
多くの免許センターでは当日のうちにもらえるようですが、警察署などでは2〜3週間ほどかかるようです。
そうなると後日改めて受け取りに行かなくてはなりませんが、郵送受取なら家にいながら受け取ることができます。免許を返納すると移動手段も限られるので、「郵送受取」を上手に使いましょう。
「運転経歴証明書」が不要の場合
「運転経歴証明書」が不要な場合は、運転免許証のみで手続き可能です。
家族など代理の方が申請する場合は、運転経歴証明書をもらう場合と同じく
- 委任状
- 代理の方の身分証明書(住所、氏名、生年月日がわかるもの)
→免許証、住民票、マイナンバーカード、健康保険証、パスポートなど
の2点が必要です。
こちらも委任状は各自治体で指定様式が違うので、免許センターなどに問い合わせておきましょう。
②免許センターまたは警察署で手続きする
①で用意したものを持参し、免許センターまたは管轄の警察署で手続きしましょう。
免許センターの営業時間や受付時間は地域によって異なります。
電話などで問い合わせるか、下記のサイトで確認してみてください。
【関連リンク】免許センター&試験場ガイド
警察署の受付時間は、9時前後〜17時前後が多いようです。
こちらも事前に、管轄の警察署に確認しておくと良いでしょう。
一点だけ注意していただきたいのが、警察署や免許センターまでの交通手段です。
免許を返納すると「無免許」になるので、行きは運転できても帰りは運転できません。
- 家族の送迎
- 公共交通機関
- タクシー
などを利用し、自分で運転することのないようにしましょう。
③自動車保険を解約する
契約していた任意保険や自賠責保険を解約します。
保険証書に書いてある会社または代理店に電話し、解約したい旨を伝えましょう。
かなりもったいないので、忘れず連絡するようにしてください。
④不要になった車を処分する
乗られていた車が不要になる場合は、処分します。
処分方法は大きく分けると、
- 売却する
- 廃車にする
の2つです。
「売却できればいいんだけど、古い車に乗っていたから廃車にするしかないよ…」
と思われている方、ちょっとお待ちください!
車の売却には中古車として売却するほかに、「廃車買取」という方法もあります。
廃車買取はその名のとおり、「廃車にする車を買い取りますよ」というサービスです。
中古車買取業者では買い取ってもらえないような車も買い取れますし、中古車買取業者とは値段のつけ方が違うので意外と高値がつくことも多いんです。
たとえば弊社『廃車の窓口』ですと、20年落ちで走行距離14万キロのSUV車を、10万円以上の値段で買い取ったこともあります。
また、廃車の面倒な手続きも全て代行するので、家にいながら廃車手続きを終わらせることができます。
とってもお得でラクな方法なので、廃車をお考えの場合はぜひ利用してみてください。
「運転経歴証明書」で受けられる特典まとめ
あまり知られていないのですが、免許を返納すると発行してもらえる「運転経歴証明書」を提示すると、銀行やお店などで様々な特典を受けることができます。
ここではどんな特典が受けられるかや、特典を受けられる店舗の見分け方を紹介していきます。
運転免許経歴書を持っているだけでお得!バスやタクシーの割引も
免許を返納された方が不自由なく生活できるよう、各自治体で特典や支援制度が用意されています。
一例を挙げると、下記のものですね。
- 銀行の金利優遇
- 市民・町民バスの運賃割引
- タクシーの料金割引
- スーパーの自宅配送サービスの配達料無料
- 健康施設の入館料のサービス
特典や支援の内容は各自治体によって違います。
くわしくは下記の『高齢運転者支援サイト』で全都道府県の紹介ページがまとめてあるので、お住まいの地域の内容をぜひ確認してみてください。
【関連リンク】運転免許証の自主返納をお考えの方へ 〜各種特典のご案内〜
特典を受けられる店舗には『高齢者運転免許自主返納ロゴマーク』があります
紹介した特典や支援を受けられるお店には、入り口などに上のマークが貼られています。「高齢者運転免許自主返納ロゴマーク」というもので、このマークが特典や支援を受けられる目印です。
お買い物するときなどはぜひこのマークを探してみてくださいね。
まとめ
ここまでお伝えしたきたことをまとめておきましょう。
- 「運転経歴証明書」は公的な身分証になるほか、特典も受けられる
- 免許返納は「①準備→②手続き→③保険解約→④車の処分」の4ステップ
- 代理で手続きする場合は、「委任状」と代理の方の身分証が必要
でした。
また上でも紹介したとおり、車を処分するときは「廃車買取」がとてもおトクです。
もちろん、見積もりにご納得いただけなければキャンセルしていただいて大丈夫です!お気軽にご相談いただければと思います。
▶︎『廃車の窓口』について詳しく見る
免許返納についての疑問は、無事解決できたでしょうか?
少しでもお役にたてなら幸いです。
「廃車の窓口」の橋本がお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を監修した車の専門家
斎藤たくや
カーソムリエの斎藤です。免許を返納した時にもらえる「運転経歴証明書」は公的な身分証になり、特典も受けられます。免許返納後の生活をサポートしてくれるので、ぜひもらっておきましょう。
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