【普通車の廃車手続き】流れ・必要書類・注意点をまとめて解説
廃車買取の専門家が丁寧に教えます!
>>この人が書いた他の記事普通車を廃車するには、自分で廃車手続きを行うか、買取業者やディーラーにお任せするかの2つの方法があります。
この記事では普通自動車を自分で廃車したい方のために、手続きの流れや費用、必要書類を解説します。
廃車手続きのチェックポイント
-
普通車の廃車手続きは運輸支局で行う
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車の解体は、手続きの前に解体業者に依頼して済ませておく
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手間・お金をかけたくないなら廃車買取業者に依頼
ちなみに軽自動車の場合は手続き場所・必要書類が異なります。軽自動車をお使いの場合はこちらの記事をご覧ください。
また、廃車手続きは廃車買取業者にお任せしてしまうのが一番カンタンです。
面倒な手続きをお任せしたいという方は、私たち「廃車の窓口」へご相談ください。完全無料で廃車手続きを代行いたします!
当サイト『廃車の窓口』は、廃車のプロフェッショナルが加盟するネットワークです。
「廃車をしたいけど書類や手続きがややこしすぎる…。」
「専門用語が多くて、全然わからない!」
そんなあなたのために、廃車のお役立ち知識を丁寧にわかりやすくお教えします。
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どんな車にも必ず値段がつきます!
自分で廃車手続きを行う流れと注意点
普通自動車の廃車は、大きく3ステップで完了します。
- 車を自分で解体工場に持ち込み、解体してもらう
- 手続きに必要な書類を準備する
- 各地域の運輸支局で手続きする
▶︎近くの運輸支局を探す
※車の使用を一時的に停止する手続き(一時抹消)の場合、①は不要です。
※運輸支局は平日のみ受付で、受付時間は8:45〜16:00と限られているためご注意ください。
車の解体は、ご自身で解体業者を探して車を持ち込む必要があります。
もし故障や車検切れなどで車が公道を走れない場合は、レッカー車を手配して解体工場まで運びましょう。(約1万円程度)
手間・お金がかかるため、この場合は廃車買取業者にすべてお任せするのが得策です。
なお廃車手続きは、原則「車の所有者」しか行えないため要注意。
車検証を確認し、「所有者」の欄にあなたの名前が記載されているか確認してみてください。
もしローン会社、ディーラーなどの法人が所有者だった場合、ローン支払いを完了した上で所有権解除の手続きを行ってから廃車手続きを進めましょう。
所有権解除の方法
所有権解除とは、その名の通りローン会社等に車の所有権を解除してもらうことを指します。
まずは所有者となっている会社等に所有権解除の旨を連絡し、案内にしたがって書類を郵送または持参しましょう。
一般的には以下の書類が必要になります。
- 所有権解除依頼書
- 印鑑証明
- 車検証のコピー
- 納税証明書
- 完済証明書
万が一なんらかの理由で所有権解除ができなかった場合は、あなたが所有者の代わりに廃車する形で手続きするケースがあります。
そうなった場合は所有者の了承を得て委任状を準備し、代理での廃車手続きを進めましょう。
[+] もっと詳しく
また、「委任状」や「譲渡証明書」があれば所有者以外でも廃車は可能です。家族や友人の代理で廃車したい方はこちらも確認してみてください。
【関連】廃車手続きは代理でも可能ですか?
車を完全に廃車する手続き(永久抹消登録)
永久抹消登録は、車を完全に処分して二度と使用しない場合に行う手続きです。
車を解体し、書面上からも車の登録を抹消します。
手続き場所:管轄の運輸支局
手続き費用:0円(+解体費用・レッカー費用)
車を一時的に使用停止する手続き(一時抹消登録)
一時抹消登録は、長期の入院や出張などで車の使用を停止する場合に行う手続きです。
この手続きを行うことで、自動車税の支払いがストップされます。
手続き場所:管轄の運輸支局
手続き費用:登録手数料350円
使用停止した車を完全に廃車する手続き(解体届出)
解体届出は、一時抹消登録を行っていた車を解体して完全に廃車にする際に改めて行う手続きです。
車を解体し、書面上でも登録を抹消します。
手続き場所:管轄の運輸支局
手続き費用:0円(+解体費用・レッカー費用)
廃車手続き、こんな時どうする?
廃車手続きにあたっては、「車検が切れている」「結婚して名前が変わった」などイレギュラーなケースも多いものです。
「こんな時どうすればいいの?」とお困りの方は、こちらもご確認ください。
車の所有者の名前・住所が変わった
車検証記載の氏名・住所と、今の氏名・住所が違う場合は、以下のように対応しましょう。
- 氏名が違う→戸籍謄本を用意
- 郡・町が市へ変更されて住所が変わった→追加の書類は必要ありません
- 合併して番地変更となった→町名地番変更等証明書を用意
- 現住所の1つ前の住所が、車検証記載の住所→住民票を用意
- 現住所の1つ前の住所が、車検証記載ではない住所→戸籍の附票を用意
上記書類はいずれも、各自治体の役所で取得できます。
追加で用意し、あとは通常の手順で手続きを進めてください。
手元にない車を廃車したい(盗難・災害など)
災害や盗難などで車が手元にない場合、また転売されて行方がわからなくなってしまった場合でも、廃車手続きが可能です。
車本体がないため一時抹消登録で税金の請求をストップするのが一般的ですが、災害の場合は例外的に永久抹消登録ができます。
車検切れの車を廃車したい
車検切れの車の廃車は、通常の廃車手続きと同じ手順で可能です。
ただし「税金未納」や「ローン支払い途中」など状況によっては追加で別の手続きも必要になります。
車の所有者が亡くなっている
お車の所有者が亡くなっている場合、遺産相続の兼ね合いもあって
書類の準備がややこしくなるため廃車買取業者にお任せするのがスムーズですが、自分で手続きを行いたいという方はこちらをご覧ください。
廃車手続きは買取業者に無料でお任せできる
「廃車するだけなのにお金かかるし、なかなか面倒だな」
「全部タダでやってくれないかな…」
そのように感じた方は、お車の廃車を廃車買取業者にお任せすることをオススメします。
ご自分で廃車するためには、車の解体費用やレッカー費用で数万円かかることも。
一方で廃車買取業者にすべてお任せすれば、廃車にかかる費用は0円です。
廃車買取業者では車の引き取りから解体、廃車手続きまですべて対応してくれるほか、お車の状態によっては値段をつけてもらえる可能性があります。
レッカー車の入れない区域や離島を除き、ご指定の場所まで無料でお引き取りに伺います。
また、お車の状態によっては買取金額が付くことも。
実は廃車となるようなボロボロの車であっても、分解してパーツごとに再度流通させることが可能です。
さらに独自の海外販売ルートを保有しているため、価値がつきやすいルートを選んで輸出できます。
そのため不動車や事故車、故障車などでも値段をつけられる可能性があるんですね。
「自分で廃車手続きするのは面倒」「少しでもお金にしてから廃車したい」そのように感じた方は、お電話もしくは無料査定フォームからお気軽にご相談ください。
お申し込みは365日年中無休で受け付けています!
廃車を代行してくれる業者について他にも詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧くださいね。
さいごに:保険と車庫証明の手続きもお忘れなく
最後にあらためて、廃車手続きのポイントをおさらいしておきましょう。
- 普通車の廃車手続きは運輸支局にて行う
- 車の解体処分は、手続きの前に解体業者に依頼して済ませる
- 手間・お金をかけたくないなら廃車買取業者に依頼
廃車手続きに時間をかけたくない方、少しでもトクしたい方は、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。
また車を廃車にするにあたっては、車にかかっている保険をどうするか考える必要があります。
加えて新しい車を購入する際には、新たに車庫証明の取得も必要。
保険や車庫証明の手続きについてはこちらの記事もあわせてご覧くださいね。
ここまでは「廃車の窓口」の橋本がお伝えしました。
この記事が、廃車手続きをスムーズに完了させる手助けとなれば幸いです。
この記事を監修した車の専門家
斎藤たくや
カーソムリエの斎藤です。普通自動車をご自分で廃車する場合、必要な書類が何枚もあります。用意すべき書類をうっかり忘れてしまうことが多いので、漏れがないように書類を1つずつ確認しましょう。なお手続きが面倒な方は、廃車買取業者に頼みましょう!
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